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リード最大2,400MB/sの超高速SSD「750」が発売、Intel製
NVMe採用で実売5.3万円から、コンシューマ向けモデル
(2015/4/18 11:58)
IntelのコンシューマNVMe SSD「SSD 750」シリーズが初登場、HHHL AICフォームファクタ(PCIeカードタイプ)の1.2TBモデル「SSDPEDMW012T401」と400GBモデル「SSDPEDMW400G401」が販売中だ。店頭価格は順に税込141,900~155,300円前後、税込53,200~58,100円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
高速タイプのSSDとしては比較的安価なこともあり、400GBモデルは一部で売り切れとなっている。
高速インターフェイス規格のNVMeを採用したPCIe 3.0 x4接続SSD
SSD 750は、高速インターフェイス規格のNVMe(Non-Volatile Memory Express)を採用したSSD。NVMe SSDについてはデータセンター向けのDC P3700/P3600/P3500シリーズが発売済みだが、今回の製品はコンシューマ向けとされている。
フォームファクタはHHHL AICと2.5インチ(15mm厚)の2種類で、それぞれに1.2TB、400GBモデルが用意。公称性能(シーケンシャルリード/ライト、 ランダムリード/ライト)は、1.2TBモデルが2,400MB/s、1,200MB/s、440,000IOPS、290,000IOPS、400GBモデルが2,200MB/s、900MB/s、430,000IOPS、230,000IOPS。
なお、PC WatchがATTO Technologyのベンチマークソフト「Disk Benchmark」で1.2TBモデルをテストしたところ、リードで最大約2,678MB/s、ライトで最大約1,294MB/sを計測したほか、オリオスペックが400GBモデルをテストしたところ、Disk Benchmarkではリード最大約2,356MB/s、ライト最大約1,068MB/s、CrystalDiskMark 3.0.4ではリード最大1,569MB/s、ライト最大1,016MB/sを計測したという。
PCとの接続インターフェイスはPCIe 3.0 x4。搭載NANDフラッシュは20nmプロセス製造のMLCタイプ。耐久性に関するスペックは、MTBFが120万時間、1日あたりの書き込み上限容量が70GB、TBW(総書き込み容量)が219TBとされている。
[撮影協力:オリオスペックとBUY MORE秋葉原本店]