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NoctuaのMini-ITXマザー向けクーラー「NH-L9x65」が発売

ヒートシンクの厚みが増して、冷却性能がアップ

 NoctuaのMini-ITXマザーボード向けCPUクーラーの新モデル「NH-L9x65」が発売された。従来モデルよりヒートシンクが厚くなり、冷却性能が向上したという。店頭価格は税込8,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

従来モデル「NH-L9i」より厚いヒートシンクを採用

 NH-L9x65は、本体サイズが高さ65×幅95×奥行き95mmのコンパクトなCPUクーラー。ヒートシンクは、アルミ製フィン、銅製の冷却ヘッド・ヒートパイプで構成。その上部に、同社製の薄型92mmファン「NF-A9x14 PWM」が装着されている。重量は413g。

 従来モデル「NH-L9i」より厚いヒートシンクを用いることで冷却性能が向上。全高は37mm→65mmと増えたものの、同社のガイドラインによればLGA2011でTDP 140Wまで、AMD CPUでTDP 100Wまで対応するという(いずれも通気性の良いPCケースが推奨)。

 対応CPUタイプはLGA2011-v3/2011/1156/1155/1150、Socket FM2+/FM2/FM1/AM3+/AM3/AM2+/AM2。ファンの回転数は600~2,500rpm、ノイズレベルは最大23,6dBで、付属の「L.N.A.(Low-Noise Adaptor)」を接続することで、最大回転数を1,800rpmに、最大ノイズレベルを14,8dBに下げることができる。

 付属品はL.N.A.、グリス(NT-H1)、マウントキット(SecuFirm2)など。

[撮影協力:オリオスペック]

Noctua NH-L9x65