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完全無音の小型PC「LIVA」のWindows 10搭載モデルが発売、筐体も一新
Braswell採用、メモリ4GB/eMMC64GBモデルも用意
(2015/9/5 20:55)
Windows 10やBraswell版Celeronを搭載し、デザインも一新したECSの小型ファンレスPC「LIVA X2」が発売された。
メモリ4GB/ストレージ64GBの「LIVAX2-4/64-W10」、メモリ2GB/ストレージ64GBの「LIVAX2-2/64-W10」、メモリ2GB/ストレージ32GBの「LIVAX2-2/32-W10」の3モデルで、店頭価格は税込27,900~36,500円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
Celeron N3050を搭載したファンレス小型PC、Windows 10以外のOSインストールにも対応
LIVA X2は、本体サイズが156×83×51mmという手のひらサイズのPC。同社の小型ファンレスPC・PC自作キット「LIVA」シリーズの新たなモデルだ。
最新OSであるWindows 10 Home 64bitや、BraswellのCeleron N3050(2コア/2スレッド、ベース1.6GHz/バースト2.16GHz)が搭載。筐体も新型が採用されており、左右の両端が丸みを帯びているのが特徴的だ。ホワイトのカラーリングも手伝って、前モデル「LIVA X」の角ばったブラックの筐体と比べると、ポップな雰囲気がある。
メモリはDDR3Lタイプ、ストレージはeMMCが搭載。SATA接続のM.2スロット(Type 2280/2242)も備えており、SSDを別途用意してストレージを拡張できる。
なお、他のOSも使用でき、M.2 SSDをインストールドライブとした場合は、Windows 7 64bitやLinuxが導入できるという。Windows 8.1 64bitはUEFIブートが可能とのこと。
前面にはUSB 3.0ポートが3基装備。このうち1基は、高速充電が可能という「EZ Charger」機能を備えている。
背面には電源入力、HDMI、Gigabit Ethernet、サウンド(サウンド出力/マイク兼用)、VGAの各端子があり、HDMIとVGAは同時に使用できる(デュアルディスプレイ対応)。このほか、無線LAN(IEEE 802.11ac、最高433Mbps対応)とBluetooth 4.0を備える。
電源は付属のACアダプタ(12V/3A)を使用。消費電力は最大で約20.96W、待機時で約3.75W。
このほかの付属品は、VESAマウンタ(75×75mm、100×100mm対応)、M.2 SSD固定用ネジ、ACプラグ形状変換コネクタ(3種類)、ドライバDVDなど。
[撮影協力:パソコンハウス東映とドスパラパーツ館とテクノハウス東映とパソコンショップ アーク]