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紙に書いたメモをデジタル化するノート型デバイス「Bamboo Spark」が発売

スマホやタブレットでメモの編集や共有が可能、ワコム製

 紙に手書きしたメモなどをデジタル化し、編集や共有もできるデバイス「Bamboo Spark」がワコムから発売された。モデルは「with gadget pocket(CDS600GG)」「with tablet sleeve(CDS600PG)」の2種類で、店頭価格は税込19,200円前後(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

 このほか、同社直販サイトのみで販売されているiPad Air 2専用モデル「with snap-fit for iPad Air2」がある。

紙のノートに書いたメモなどをデジタル化し、保存できるBluetooth Smart対応デバイス

 Bamboo Sparkは、紙のノートに書いたメモやイラストなどをデジタルデータ化し、保存できるBluetooth Smart対応デバイス。本体は手帳のように左右に開くようになっており、右側にはA5サイズのノートパッドがある。

 付属の専用ボールペンでノートパッドに文字などを書くと、同社独自の電磁誘導方式デジタイザー(筆圧レベル1,024段階)により、デジタルデータが生成される仕組みだ。

 データは本体に100ページ分保存可能。専用アプリを用いてタブレットなどに保存したり、クラウド上に保存したりもできる。また、専用アプリでノートが編集できるほか、Evernoteなどにエクスポートして編集することも可能という。

 タブレットなどの端末とはBluetoothで接続する。対応機種は、Android 4.3以降を搭載した端末、iOS 8以降を搭載したiPad mini、iPad 3、iPad Air以降、iPhone 4s以降。

 本体サイズ(約)は206×253×30mm。本体左側のデザインはモデルによって異なり、「with gadget pocket」ではスマートフォンや名刺などを入れられるポケットが、「with tablet sleeve」ではタブレット用スリーブが、「with snap-fit for iPad Air2」ではiPad Air 2専用のホルダーが、それぞれ装備されている。質量は順に535g、670g、580g。

 読取可能範囲は148×210mm。バッテリーでの動作時間は約8時間。充電はUSB経由で行なう。専用ペンのインクは約3ヶ月間使用可能という。付属品は専用ペン、替え芯(2本)、ノートパッド(30ページ)、USBケーブルなど。

[撮影協力:パソコンハウス東映]

【ワコム Bamboo Spark】