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米MIL規格準拠のSIMフリースマホ「arrows M02」が発売

 米MIL規格テストをクリアしたという富士通のSIMフリースマートフォン「arrows M02」が店頭に登場、複数のショップで販売が始まっている。店頭価格は税込39,800円前後(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。カラーはブラックとホワイトの2種類。

1,280×720ドットの5インチ有機ELパネルを搭載、アメリカ国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」に準拠

 arrows M02は、5インチの有機ELディスプレイ(1,280×720ドット)や、Qualcomm MSM8916プロセッサ(4コア、1.2GHz)、Android 5.1を搭載したスマートフォン。メモリ容量は2GB。ストレージ容量は16GB。

 SIMロックされていない端末で、別途用意したnanoSIMカードを装着することで通話・通信が行なえる。対応周波数はLTE 2.1GHz/1.7GHz/900MHz/800MHz、3G 2.1GHz/900MHz/800MHz、GSM 1.9GHz/1.8GHz/900MHz/850MHz。

 堅牢性も特徴。ディスプレイに耐傷ガラス「Corning Gorilla Glass 3」を採用するほか、塗装が剥げにくく、キズや指紋が付きにくいというフッ素系ハードコーティング「ウルトラタフガード」が筐体に施されている。表面のベゼルは、ディスプレイよりわずかに高くなっており、万が一落としても割れや傷を防止するという。

 堅牢性については、アメリカ国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」に準拠した、14項目のテスト(落下、浸漬、塩水噴霧、高温/低温動作など)にクリアしたとアピールしている。

 このほか、片手では指が届かないディスプレイの上部をタッチしたい時に、下側に引き寄せることができる「スライドディスプレイ」、画面をキャプチャし、手書きメモの追加も可能な「キャプメモ」などの機能も備えている。

 本体サイズ(約)は141×68.9×8.9mm。質量は約149g。バッテリー容量は2,330mAh。主な搭載機能・インターフェイスは無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.1、microSDカードスロット、リアカメラ(約810万画素)、フロントカメラ(約240万画素)、GPS、NFC、FeliCa。

 なお、店頭のほかMVNO経由で販売されており、MVNO限定カラーのピンクとゴールドが用意されている。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]