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「20倍のノイズ除去能力」を持つピュアオーディオ向けUSBアダプタ
フランス軍の戦闘機に用いられているレーダー技術を流用、実売2.2万円
(2015/11/30 00:05)
「20倍のノイズ除去能力」などを謳うiFiブランド(英Abbingdon Music Research)のUSBオーディオ向けアダプタ「iPurifier2」が発売された。店頭価格は税込22,680円(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。
PCとUSB DACの間に設置することで音質が向上するというアダプタ
iPurifier2は、USB 3.0標準B(メス端子)と、USB 2.0標準B(オス端子)を備えたアダプタ。PCとUSB DACとを接続する際に、両者の間にiPurifier2を設置することで、音質が向上するという。
国内代理店のトップウイングによれば、製品では、フランス軍の戦闘機に用いられているレーダー技術の流用により、20倍のノイズ除去能力を実現したという技術「ANC(Active Noise Cancellation)」と、USB信号を再クロック・再生成・反復させるという技術「REclock」が採用。
ANCの効果については「音質の点では、背後の音や内部の解像度が数段階増強されます」などと、REbalanceの効果については「ジッターを除去します」「音楽がいっそう良い音で流れます」「よりクリーンで、より深く、より精確で、実際に生演奏を聴いているような感覚を得ることができる」などとされている(いずれもカッコ内はトップウイングによる原文のまま)。
また、iFi製のUSBオーディオ用電源「Micro iUSBPower」、USBケーブル「Gemini」、そしてiPurifier2の3つを、USBオーディオの問題点を解消する「三種の神機」(トップウイング)としてアピールしている。接続時はUSBケーブル→iPurifier2→USB DACの順で接続するのが最も効果的とのこと。
本体サイズは62×19×18mm。重量は30g。パッケージには、USB 2.0標準B(メス端子) - USB 2.0標準A (メス端子)の変換アダプタが同梱されている。
このほか、メス端子側が標準A、ミニB、マイクロBのモデルを2016年以降に発売する予定としている。
[撮影協力:オリオスペック]