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Fatal1tyのZ170マザーに新モデル、M.2スロットを3本装備

NVMe SSD×3台でRAID0構築も可能、リード3,500MB/s超え

 3基の32Gbps M.2ソケットを備えたASRockのゲーミングマザー「Fatal1ty Z170 Professional Gaming i7」が発売された。店頭価格は税込32,400円前後(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

「ゲーマー向けの特別設計」が売り、高速タイプの「Ultra M.2」を3本装備

 この製品は、Intel Z170チップセットを搭載したATXタイプのLGA1151マザーボード。「ゲーマー向けの特別設計」が売りで、より幅広いベースクロック設定が可能になる「Hyper BCLK Engine」、キーボード・マウスの動作をカスタマイズする「Key Master」 、SN比115dB・600Ωヘッドホン対応を謳うサウンド機能「Purity Sound 3」など、多数が装備されている。

 ストレージインターフェイスも豊富で、6Gbps SATA×10、SATA Express×3、M.2×3が装備。M.2ソケットは最大32Gbpsに対応する高速タイプの「Ultra M.2」で、PCIe Gen3 x4のほか6Gbps SATAをサポートする。

 また、同社のWebサイトには、NVMe対応の「Intel SSD 750」(2.5インチモデル,別売りのM.2アダプタ「U.2 Kit」を使用)によるRAID 0構成時のベンチマーク結果が掲載されており、それによればシーケンシャルリードで3,500MB/s超、ライトで3,200MB/s超だったという(ベンチマークソフトはCrystalDiskMark 4以降)。

 なお、6Gbps SATA、SATA Express、M.2でレーン(帯域)を共有しているため、どれか1つを使用すると、同一レーンにある他のインターフェイスが使用できなくなるとしている。

 スロット数はPCIe x16×4、PCIe x1×2(1基はフレキシブルタイプ)、DDR4 DIMM×4(最大64GB)。上記以外の主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort 1.2、HDMI、DVI-D、Gigabit Ethernet(2基、Intel I219-V+I211-AT)、Mini PCIe(ハーフサイズ)、USB 3.1(Type-A/C各1基)、USB 3.0/2.0、PS/2、7.1チャンネルサウンド。

[撮影協力:ドスパラパーツ館]