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PCエンジンでDVI出力!同人ハード「うーぱーぐらふぃっくす」がデモ中
本体の改造は不要、画質は「おっそろしく綺麗」
(2016/4/25 00:05)
PCエンジンでDVI出力できるようになる同人ハード「うーぱーぐらふぃっくす(仮称)」が登場、三月兎1号店が動作デモを行なっている。販売開始時期や価格は未定。
720p解像度でPCエンジンのゲーム画面を出力、本体の改造は不要
これは、1987年発売の家庭用ゲーム機「PCエンジン」に、改造することなくDVI出力機能を付加できる装置。アナログのAVケーブルよりも高画質で、ゲームをプレイできるようになる。
本体はPCエンジンとほぼ同じ幅の黒いボックス型。PCエンジンの背面端子に接続して使用する。
本体の側面にはDVI端子があり、720p解像度で映像が出力される。PCエンジンの背面端子から出力される、アナログ変換前のデジタル映像信号を用いて、DVI端子から出力しているという。画質については、同店スタッフ曰く「おっそろしく綺麗」。
なお、今回のモデルはデモ用サンプルで、発売時は仕様が変わる可能性があるとのこと。デモ機では、ゲーム画面の左右にある黒帯部分に「UperGrafx/720p」「うーぱーぐらふぃくす 先行デモ中」という文字が出力されているが、製品版では黒帯表示になるという(黒帯は720pを超える解像度のディスプレイに接続した場合に表示される)。
このほか、音声出力端子を備えており、AVケーブルを使わずに音声出力が可能。出力音声はADコンバータを使用しているとのこと。また、FeRAMを用いたセーブデータのバックアップ機能も備える。
なお、現時点ではHuCARDソフトのみに対応し、CD-ROM2ソフトは非対応という。また、PCエンジンDuoでは使用できない。
[撮影協力:三月兎1号店]
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