Seagateの4TB HDDが一時8,479円で過去最安に、WDの4TB HDDも特価で9千円割れ

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Seagate製4TB HDDが一時8,479円で過去最安、WDの4TBも特価で9千円割れ

　4TB HDDはSeagate ST4000DM004とWesternDigital WD40EZRZが特価で税込9,000円を割っている。

　このうちSeagateは2月10日に三連休特価で税込8,479円(1GBあたり2.12円)を付けており、これが4TBの最安記録。17日の調査時点では前回比462円高の税込8,942円(2.24円/GB)に上がっているが、複数ショップの9,000円割れ特売により、平均価格は小幅ながら下がった。

　もう一方のWD WD40EZRZは、前回比500円安の税込8,980円で、平均191円(1.9％)下落。昨年春からSeagateを追うように続落してきたが、Seagateの9,000円割れがほぼ定着したのに対し、WDは昨年12月23日、今年2月10日に続いて3度目とまだ珍しい。

限定特価品が税込8,479円（税抜き7,851円）で販売されたST4000DM004

1TBプラッタを採用した7mm厚の2.5インチHDD「東芝 MQ04ABF100」

　3TBもST3000DM007(キャッシュメモリ256MB搭載)が前回比414円高の税込6,980円(2.33円/GB)に上昇。ST3000DM008(キャッシュ64MB)は310円安の税込6,980円で並び、こちらは平均239円(3.2％)安と値下がりが目立つ。WD30EZRZは最安値が税込7,480円で横ばいだが、平均は1.5％下落した。

　6TBは東芝MD05ACA600のみが20,000円以下で、最安値は18,338円と前回から変わらず。なお、東芝は17,000円台の特価を過去5回記録しており、最近では1月27日に17,258円(2.88円/GB)を付けていた。8TBもMD05ACA800が税込23,976円で変わらないが、一部の大幅特価により、ST8000DM004が税込23,980円と肉薄している。

　NAS向けは多数派のWD Red、最安のSeagate IronWolf、中間のHGSTという勢力図だ。調査時点の最安値を列記すると、4TBはSeagateとHGSTが税込14,980円、WDが税込16,200円、6TBはSeagateが税込22,550円、HGSTが税込24,300円、WDが税込24,980円、8TBはSeagateが税込29,138円、HGSTが税込32,000円、WDが税込33,980円、10TBはSeagateが税込39,614円、HGSTが税込41,500円、WDが税込43,180円。ただし、WD Redには時々大幅特価が出るので注意したい。

　2.5インチでは、7mm厚の東芝MQ04ABF100(1TB)が2月中旬に発売。1枚1TBの高密度記録プラッタを採用したのが特徴で、キャッシュメモリは128MB搭載している。2月17日調査時の価格は税込5,940円で、在庫ショップ数は1店のみだ。