8GBメモリはDDR4-2666が価格面でも主流に、最安値/平均値ともにDDR4-2400を下回る

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8GBメモリはDDR4-2666と2400が価格逆転へ、SO-DIMMはDDR4-2666が平均10％台の急落

　DDR4-2600の8GB×2枚組が前回比390円安の特価(税込)16,380円に下がり、平均1,625円(8.3％)下落。最安値は前回(7月21日)の時点で既に2400より210円安かったが、今回調査では価格差が1,202円に拡大し、平均価格も逆転した。店頭ではどちらも18,000円弱～19,000円台をよく見掛ける。

　16GB×2枚組はDDR4-2666が1,708円高の税込36,698円、2400が3,100円高の税込36,480円で、とも上昇しているが、これは前回記録したような特売が今回は見られなかったため。2666は7月28日と8月11日に税込33,330円、2400は7月21日と28日に税込33,380円を付けたが、中心価格帯はそれぞれ38,000～41,000円台、37,000～40,000円台で、特価の有無による最安値の上下が大変激しい。

　なお、DDR4-2400については単体品(1枚売り)が多く出回っており、16GBが税込17,258円、8GBが税込7,770円という特価品もある。これらを2枚分買うと、16GB×2で34,516円、8GB×2で15,540円となり、8月25日時点の価格で見るなら、2枚組で販売されている製品よりも割安だ。

DDR4-2666 8GB×2枚セットの最安値

SO-DIMMの16GB×2枚セットが大きく値下がり(表示は税抜き価格)

　このほか、在庫ショップ数が増えてきたので、今回はより高速なDDR4-3200および3000を一覧表に追加。両者を比べると、最安値では3000が安いが、平均は3200のほうが低いという結果になった。3200は比較的安いG.SKILLが価格を牽引しているのに対し、3000はCorsair、Crucialなど高めのメーカーが中心を占めるためと見られる。

　SO-DIMMは、DDR4-2666が平均10％台の大幅な下落傾向。特に16GB×2枚組は最安値が前回比5,282円安の税込36,698円に急落した。2400の16GB×2枚組も2,158円安の税込37,780円に下がりはしたが、2400より高速な2666のほうが安価という、デスクトップPC向けDIMMと同じような価格の逆転が起きている。SO-DIMMもまた、G.SKILL、Panramといった低価格な製品の増加が、全体の価格を押し下げつつあるようだ。