2.5インチSSD相場は全体的に下落傾向、2TBが税込21,000円に値下がり

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2.5インチSSDの2TBが税込21,000円など下落や特価の動きNVMe対応品では4TBモデルがCorsairから登場

　2.5インチSSDで値下がりや特価が目に付く。一方、M.2/NVMe SSDは動きが比較的小幅だ。

　まず2.5インチは、SUNEAST「SE800」の2TBが前回比1,000円安の税込21,000円(1GB単価10.5円)に下落。2TBとしては今年に入ってから最も安い価格で、過去最安だった昨年10～12月の税込19,980円に迫ってきた。

　以下、ADATA「SU650」に追加された1.92TBの税込22,800円、SanDisk「SSD Plus」の税込22,880円、Crucial「BX500」の税込23,800円と続く。

SUNEAST「SE800」の2TBが税込21,000円に

ADATA「SU650」1.92TBも登場

SSD特価

　1TBクラスは「SE800」の960GBが30円安の税込10,450円(1GB単価10.9円)で、次点はグリーンハウス製960GBの税込10,780円。「BX500」と「SSD Plus」が税込12,000円以下で販売されているほか、「MX500」やWesternDigital「WD Blue」など税込13,000円前後も多い。

　500GBクラスは、KLEVV「N400」の480GBが1,000円安の税込5,980円(1GB単価12.5円)で特価販売。6,000円台は「SU650」とHP「S700」が税込6,578円、グリーンハウスが税込6,600円、「BX500」が税込6,780円など多数ある。「MX500」や「WD Blue」、SanDisk「Ultra 3D」などは税込7,000円台だ。

　M.2/NVMe対応では、Corsair「Force MP510」に容量4TBの「CSSD-F4000GBMP510」が追加。2.5インチには4TBモデルが複数あり、PCIeスロット対応としてGIGABYTEから8TBモデルが出ているが、一般消費者向けM.2タイプとしては本製品の容量が最も大きい。Phison製コントローラ、3D TLC NANDを採用し、最大データ転送速度はリード3,480MB/s、ライト3,000MB/s、耐久性6,820TBWで、価格は税込109,780円となっている。

　また、Intel「665p」には2TBモデルが出てきた。QLC NANDを採用し、最大データ転送速度はリード2,000MB/s、ライト2,000MB/s、耐久性600TBWで、価格は税込45,800円。同じQLCタイプの「660p」2TB(1,800MB/s、1,800MB/s、400TBW)から性能が向上したが、価格も上がった。

Corsair「Force MP510」4TB

Intel「665p」2TB

SX8200 Pro 2TBが税込29,980円に下落

　値動きの面では、ADATA「SX8200 Pro」が値下がりし、このうち2TBは2,470円安の税込29,980円に下落。20日(土)時点で3万円を切るM.2/NVMe対応の2TBはこれだけで、次点はADATA「S40G」の税込35,580円だ。

　今回調査ではNVMe SSDの値動きがあまり目立たず、1TBの最安はCrucial「P1」の税込12,958円、500GBクラスはKLEVV「C700」の税込7,128円で、前回から変わっていない。