Ryzen 9が最大19,000円の値下がり、Intelも第10世代Coreを中心に続落

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Ryzen上位製品の急落で「3950X」が1.9万円安Intelも値下がり続き「10900KF」が6万円割れに

　AMDの第3世代Ryzenの上位製品が大幅に下落。

　最上位の「Ryzen 9 3950X」が19,140円安の税込79,640円となったのをはじめ、「3900X」が9,800円安の税込55,980円、XTシリーズの「Ryzen 9 3900XT」も4,400円安の税込61,380円に下がった。

　面白いのは「3900X」で、9月以降、60,280円→65,780円→55,980円と、ひと月あまりの間に大きく上下している。

Ryzen値下がり後の店頭価格

特にRyzen 9 3950Xが前回比19,140円安と大きな動き

Ryzen 9 3900

　また、これまでOEM向けに出荷されていた「Ryzen 9 3900」が、バルク品ながら単体購入可能になった。12コア/24スレッド、基本クロック3.1GHz(最大4.3GHz)で、2次キャッシュ6MB、3次キャッシュ64MB。

　Ryzenの上位製品はTDPが105Wと高めだが、「3900」は65Wに抑えられており、温度対策や静粛性で有利だ。価格は税込59,180円で、CPUクーラーは付属しない。

　Intel製品については今回調査でも全体的に下落傾向で、ページ下の価格表にも前回比4桁安の数字が並ぶ。最も下げ幅が大きいのは最上級PC向けの「Core i9-10980XE」で、11,998円安の税込119,980円に下がった。

　第10世代Coreプロセッサーは、最上位の「Core i9-10900K」が2,662円安の税込63,118円となったのをはじめ、下位のCore i3-10320も1,430円安の税込18,678円に下落。前回品薄だったGPU非搭載版の「10900KF」は、今回調査では在庫ショップ数が大きく増え、最安値も6,380円安の税込59,378円に急落している。

Core i9-10980XEが11,998円安の税込119,980円に

Core i9-10900KFは税抜き53,980円(税込59,378円)に急落

Core i3-10100F

　値下がりの嵐が続くIntelだが、10月下旬には、GPU非搭載の「Core i3-10100F」が発売。4コア/8スレッドで、基本クロック3.6GHz(最大4.3GHz)、キャッシュメモリ6MB、TDP 65Wとなっている。

　最安価格はGPU搭載の「Core i3-10100」と比べて2,890円安の税込11,000円で、2コア/4スレッドの「Pentium Gold G6600」(税込11,800円)よりも安い。