「Ryzen 5000」シリーズが大きく値上がり、10月末の値下がり以前の価格へ戻る

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AMDの「Ryzen 5000」や「Ryzen 5000G」に大幅上昇の動きIntelは一部モデルが値下がりあり

　10月末頃に値下がりした「Ryzen 5000」シリーズだが、値下がり前の価格に戻りつつあるのを今回調査で確認した。

　まだ値上がりしていないショップもあるが、多くは「Ryzen 9 5950X」が104,800円から112,800円へ、「Ryzen 9 5900X」が72,800円から76,800円へ、「Ryzen 7 5800X」が57,800円から61,800円へと大きく上昇。前回調査時(12月11日)に一部で39,580円を付けた「Ryzen 5 5600X」も、当該ショップが41,800円に戻ったため、4万円割れは見られなくなっている。

多くのショップでRyzen 5000シリーズの価格が上昇し、10月末の値下がり前の価格に戻りつつある

Ryzen 5 5600Xも4万円割れは見られなくなった

Ryzen 5000Gシリーズも値下がり前の価格に戻ったショップが多い

　GPU搭載の「Ryzen 7 5700G」および「Ryzen 5 5600G」も同様で、48,800円から51,800円へ、34,800円から36,800円へと、値下がり前の価格に戻ったショップが多い。

　ところで、指定の「Ryzen 5000」と「5700G/5600G」が10％ポイント還元サービス付き、マザーボードとのセット値引きも可能というセールが、12月中旬から一部ショップで実施されていたのをご存じだろうか。PCパーツでも高額な部類のCPU/APU、しかも値上がりの動きが出る前とあって大変お得だった。ただし、25日(土)調査時点でセールは既に終了していたのであしからず。

12月中旬にソフマップAKIBA パソコン・デジタル館でRyzen 5000シリーズなどの10％ポイント還元サービスが実施されていた

マザーボードとのセット値引きも可能だった

「AMD ドリームパック」が数量限定販売

　代わりと言っては何だが、「Ryzen 7 5800X」にマザーボード、メモリなどを組み合わせたパッケージが国内代理店のアスクから発売。「AMD ドリームパック」と銘打った数量限定商品で、価格は79,800円前後だ。5800Xが61,800円に上昇しつつある昨今、ほかのパーツ類が18,000円で手に入ると考えれば買い得感は高い。

　Intelは、第12世代で最上位の「Core i9-12900K」が3,000円安の75,980円に急落。一方「Core i9-12900KF」は、安値を付けていたショップの品切れで1,410円高の74,980円となった。

　このほか、第11世代の「Core i7-11700F」が500円安の37,480円、第10世代の「Core i7-10700K」が1,460円安の38,520円と、LGA1200対応の一部製品が値下がりしている。

　なお、第10世代は在庫ショップ数が一層減る中、「Core i3-10105」は逆に増加。4コア8スレッド動作、基本3.7GHz/最大4.4GHz、GPU内蔵というスペックを持つ製品が、13,980円で入手可能だ。

Core i9-12900Kが3,000安の75,980円に急落

第10世代の「Core i7-10700K」が1,460円安の38,520円