DDR5メモリ 16GB×2枚が一時3万円割れ、DDR4は上昇が目に付く [相場調査 3月第3週号]

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DDR5の16GB×2枚組が一時3万円割れ、DDR4は上昇が目に付く

　DDR5 16GB×2枚組の値下がりが目立ち、「DDR5-4800」は2月26日調査時に4,470円安の29,980円で特売。3月12日時点の最安値は前回比1,470円安の32,980円で、平均1,815円(5.0％)の下落となった。

　高速な製品では、「DDR5-6400」が5,010円安の72,970円、「DDR5-6200」が2,830円安の59,980円に値下がり。「DDR5-6000」は最安値がほぼ横ばいで、平均380円(0.9％)高と若干上がった。「DDR5-5600」と「DDR5-5200」は最安値こそ変わらないが、平均がそれぞれ1,652円(3.8％)、1,512円(4.0％)下がっている。

　32GB品は、「DDR5-4800」(1枚)が1,850円安の33,980円に下落。同2枚組は在庫ショップ数が増えたものの、最安値は80円安の67,090円に留まり、平均では2,164円(3.1％)高となっている。「DDR5-5200」32GB×2枚組も同様で、在庫ショップ数が増加し、最安値はほぼ横ばいながら、平均が2,770円(3.8％)上がった。

一部の特価でDDR5-4800 16GB×2枚セットが3万円割れを記録

DDR5-6400などの高速品も値下がり

DDR4-3200 16GB(1枚)が特価4,980円に

　DDR4 DIMMは、調査時点で品切れながら、12日に「DDR4-3200」16GB(1枚)が4,980円で特売(1人2本まで)。16GB×2枚組は「DDR4-2400」が再び特価10,980円を付けた。このほか「DDR4-2666」は11,979円で横ばい、「DDR4-3200」は700円高の13,380円、「DDR4-3600」は1,010円高の15,990円で、平均価格がやや上昇している。

　DDR4の32GB品は、3月5日調査時に「DDR4-3200」の1枚売りが11,480円を記録。2枚(合計64GB)で22,960円となり、「DDR4-3200」32GB×2枚組の当日最安値(26,980円)より4,020円も安かったことになる。12日時点の32GB×2枚組は、「3200」が900円高の27,880円に上昇したほか、「2666」は28,460円で横ばい、「3600」は500円安の39,380円と、値動きに方向感がない。

　SO-DIMMの16GB×2枚組は、特価の終了により「DDR4-3200」が3,820円高の14,800円、「DDR4-2666」が1,400円高の14,380円に上昇。平均はどちらも15,000円台前半だ。32GB×2枚組は「3200」が29,480円、「2666」が29,800円で、最安値、平均とも動きがなかった。32GB(1枚)は「3200」が15,840円、「2666」が15,500円。ちなみに、今年1月3日には「2666」の32GB(1枚)が10,680円を記録している。