PCIe Gen4対応SSDの値下がりが継続、2.5インチSSDも2TBが1.9万円と大幅安に [相場調査 6月第4週号]

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PCIe 4.0対応SSDの特価・値下がりが目立つ、2.5インチSSDの2TBも1.9万円など大幅安

　Crucial「P5 Plus」2TBが2,600円安の35,200円、1TBが2,000円安の14,980円で特売中。Seagate「FireCuda 530」のヒートシンク搭載版2TBが3,000円安の47,980円、同500GBが1,340円安の16,980円、Western Digital「WD Black SN850」のヒートシンク搭載版1TBが1,141円安の19,980円、非搭載版1TBが4,000円安の16,980円など、PCIe 4.0(Gen4)対応・7,000MB/s級の特価や値下がりが引き続き多い。

　なお、前回変わった値動きとしてお伝えしたSamsung「980 PRO」については、ヒートシンク搭載版2TBが4,410円高の44,380円に上昇。4万円を切るショップは見られなくなった。

　PCIe 4.0・5,000MB/s級は、CFD販売「PG3NF2」2TBが260円安の27,999円、1TBが1,936円安の12,980円に値下がり。それぞれPCIe 4.0の1～2TBでは最安だ。

Western Digital SN850(ヒートシンク搭載)の1TBが5月以来の2万円割れ

CFD販売 PG3NF2シリーズが値下がり、PCIe 4.0の1～2TBで最安に

PCIe 3.0ではCFD販売「EG2VNQ」2TBが25,800円に急落、割安なキオクシア「EXCERIA G2」の2TBも再入荷

　PCIe 3.0(Gen3)対応SSDは、CFD販売「EG2VNQ」2TBが6,180円安の25,800円に急落。WesternDigital「WD Blue SN570」2TBが1,100円安の26,780円、500GBが1,270円安の5,980円、Gigabyte「M30」1TBが7,170円安の10,980円、512GBが1,880円安の6,480円などとなっている。

　6月11日調査時には、キオクシア「EXCERIA G2」2TBが19,943円で一部に再入荷。NVMeタイプ2TBクラスとしては、Kingston「NV1」の19,481円(1GB単価9.7円)に次ぐ安値だったが、18日には21,980円に上がった。

　1TBクラスの最安は前回と同じくKingmax製1TBの9,380円(1GB単価9.4円)で、WesternDigital「WD Green SN350」960GBの9,670円、「EG2VNQ」1TBの9,680円が続く。500GBクラスは前述の「SN570」(5,980円)が最安だ。

CFD販売「CG4VX」シリーズが特売

TEAM「GX2」の2TBが18,890円で一時2TB最安に

　2.5インチSATA-SSDは、Crucial「MX500」1TBが1,480円安の9,980円(1GB単価10.0円)、500GBが800円安の5,980円(12.0円)で特売。元々人気の製品でもあり、店頭調査中に売れていくのを見掛けた。最安は1TBクラスがCFD販売「CG4VX」960GBで9,680円(10.1円)、500GBクラスがHiDisc製480GBで5,580円(11.6円)となっている。

　2TBクラスは26,000円前後が多い中、11日にはTEAM「GX2」2TBが18,890円(1GB単価9.2円)で一部ショップに入荷したが、今回調査の18日時点で在庫なし。最も安いのは前回に続きCrucial「BX500」で19,980円だ。

　4TBは、SUNEAST「SE850」が1,220円高の44,800円(1GB単価11.2円)に上昇しながらも最安。WesternDigital「WD Blue」は7,400円安の47,380円に急落した。

　なお、「SE850」は、昨年4月に43,780円、7月に43,580円となって以来の値動き。9～11月にSamsung「870 QVO」(39,980～42,980円)へ首位を譲ったものの、それ以外は4TB最安であり続けている。