DDR5-6400 16GB×2枚が4.5万円に急落、4800 32GB×2枚は4万円割れ [相場調査 9月第2週号]

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DDR5-6400 16GB×2枚組が4.5万円に急落、4800 32GB×2枚組は4万円割れ

　「DDR5-6400」16GB×2枚組が11,575円安の45,005円(Kingston)に急落。従来品より1万円以上も低価格な新製品によるものだ。1ランク下の「DDR5-6200」が前回比180円安の41,800円(CORSAIR)なので、9月3日時点でその差は3,205円と一気に縮小した。

　「DDR5-4800」16GB×2枚組の覆面特価14,980円は今回も継続中。見慣れた(？)とはいえ極端な例であり、相場として実質的な最安値は次点の20,680円(Crucial)と思って良い。その後は22,480円(ADATA)、22,980円(PNY)と続く。

　32GB×2枚組は、「DDR5-4800」が1,380円安の39,980円(Crucial)に下落。DDR5の32GB×2枚組としては初めて4万円を切った。「DDR5-5200」は2,860円高の58,004円(Kingston)に上昇。「DDR5-5600」は60,489円(Kingston)で変わっていない。

Kingston製DDR5-6400から従来品よりも安価な「DDR5-6400」16GB×2枚組が発売

DDR5-4800 32GB×2枚組が4万円割れ

安価な覆面DDR5メモリの販売も継続

CFD Standardシリーズの「CFD W5U4800CS-8G」が販売開始

　8GB品は小幅な値動きで、「DDR5-4800」8GB×2枚組の最安値は前回比100円安の10,380円(PNY)。以下は10,480円(Crucial)、11,280円(CFD Standard)と続く。

　ここで初お目見えの「CFD Standard」はCFD販売の新ブランド。購入相談、相性保証、永久保証と「三つの安心」が謳われ、上述のように低価格も特徴だ。今回調査ではDDR5-4800のほか、デスクトップPC向け「DDR4-3200/2666」の販売開始も確認している。

　DDR4 DIMMは、「DDR4-3200」16GB×2枚組が990円安の10,980円(G.SKILL)に下落。中心は13,000円台だ。32GB×2枚組は特価の終了で2,310円高の27,280円(KLEVV)に上昇したが、平均の値動きは小さく、店頭では28,000～29,000円台が比較的多い。「DDR4-2666」32GB×2枚組は25,780円(Crucial)で前回と変わらず、結果的に「3200」より安くなった。

　なお、長く見られた「DDR4-2400」16GB×2枚組の特価8,990円は終了し、最安値が前回比990円高の9,980円に上昇。それでも、DDR4の16GB×2枚組で1万円を切るものはほかにない。

DDR5 SO-DIMMの32GB×2枚組が5万円割れ

　SO-DIMMは、「DDR4-2666」32GB×2枚組が1,610円安の26,670円(Crucial)で、「DDR4-3200」も同額(Crucial)。ほかに「DDR4-2666」8GB×2枚組が1,000円安の6,980円(ADATA)となっている。

　DDR5 SO-DIMMは、「DDR5-4800」32GB×2枚組が3,000円安の49,800円(Crucial)に下落。前回お伝えした8GB×2枚組の12,800円に続く、Crucialからの低価格製品だ。