メモリは全体的に値上がりの動きが目立つ、特価販売も減少[11月前半のメモリ価格]

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全体的に値上がりの動き、特価販売も減少

　DDR5、DDR4とも、全体的にやや値上がりの動き。これまでの調査時と比較して特価販売が減少し、最安値の上昇に繋がっている。

メモリの特売が減る中、「DDR5-6000」16GB×2枚組の11,990円特価は継続中

KLEVVから登場した新型の「DDR5-7600」16GB×2枚組は29,040円

　DDR5 DIMMは、「DDR5-4800」32GB×2枚組が2,801円高の22,781円(ARK)、16GB×2枚組が1,240円高の11,220円(ドスパラセレクト)に上昇。どちらも従来見られた大幅特価の終了によるものだ。

　主な価格帯は、32GB×2枚組はADATAが24,000円台、Crucialが27,000円台、16GB×2枚組はADATAとCFD STANDARDが13,000円前後、Crucialが14,000円前後となっている。

　「DDR5-5600」は、48GB×2枚組が2,132円高の40,480円(G.SKILL)、32GB×2枚組が26,055円(Corsair)で変わらず、16GB×2枚組が2,500円高の12,980円(KLEVV)。「DDR5-6400」16GB×2枚組も1,200円高の16,980円(G.SKILL)となるなど、上昇が散見された。

　さらに高速な製品は、在庫を持つショップの少なさもあり、入荷と品切れによる価格の変動が大きい。10月28日の調査で「DDR5-7200」24GB×2枚組が7,242円安の36,738円(G.SKILL)を付けたが、11月4日時点では前回と同じ43,980円(同)に戻っている。「DDR5-8000」24GB×2枚組は前回調査で58,180円(G.SKILL)だったが、今回は品切れだ。

「DDR4-3200」32GB×2枚組の最安値はKLEVVの15,730円

「DDR4-3200」16GB×2枚組の最安値はドスパラセレクトの7,560円

　DDR4 DIMMは、「DDR4-3200」32GB×2枚組が750円高の15,730円(KLEVV)、16GB×2枚組が640円高の7,560円(ドスパラセレクト)、8GB×2枚組が490円高の3,960円(同)。このうち16GB×2枚組は平均価格が505円(6.8％)の上昇を記録した。

　11月4日調査時の主な価格帯は、32GB×2枚組はKLEVVが15,000円台、ATADAが18,000円弱、Crucialが19,000円台、16GB×2枚組はKLEVVが7,000円台、ATADAとCorsairが8,000円台から9,000円弱、Crucialが10,000円前後となっている。

　SO-DIMMは、「DDR5-4800」32GB×2枚組が3,120円高の23,800円(ARK)で、こちらも大幅特価の終了による最安値の上昇。高速品は「DDR5-5600」16GB×2枚組が前回と同じ13,479円(KLEVV)だ。

　「DDR4-3200」は32GB×2枚組が16,379円(KLEVV)、16GB×2枚組が8,100円(ドスパラセレクト)で変化なく、平均もほぼ横ばい。主な価格帯は、32GB×2枚組はKLEVVが16,000円台、CorsairとCrucialが19,000円前後、16GB×2枚組はADATAとCrucailが9,000円台となっている。

【 調査日：2023年10月28日(土)～11月4日(土) 】