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ASUS ROGのPCパーツでホワイト×ハイエンドなゲーミングPCを組んでみた
黒だけじゃない、ROGブランドのカラーバリエーションで好みの1台を作ろう text by 坂本はじめ
- 提供:
- ASUS
2023年4月24日 00:00
ASUSのゲーミングブランドである「ROG」と言えば、かつては黒と赤のカラーリングが印象的だったが、以前よりもビジュアルが重視されるようになった現在では、流行の白を基調としたホワイトエディションもラインナップされている。
そこで今回は、ROGブランドの白いパーツを活用してハイエンドゲーミングPCの構築に挑戦してみた。ROGブランドの白いPCパーツででどこまで高性能なゲーミングPCが構築できるのか、ぜひチェックしてもらいたい。
主役になるのはROGの白いGeForce RTX 4080と白いZ790マザーROGで白いハイエンドPCを組む
今回、ROGブランドで白いハイエンドゲーミングPCを構築するにあたって中心となるパーツが、ビデオカードとマザーボードだ。
ASUS ROG Strix GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X White OC Edition
ビデオカードは、GeForce RTX 4080を搭載する「ASUS ROG Strix GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X White OC Edition(ROG-STRIX-RTX4080-O16G-WHITE)」で、3.5スロットを占有する大型GPUクーラーを搭載したハイエンド製品だ。
カードサイズは357.6×149.3×70.1mmとかなり大きいものの、GPUやVRAMなどの部品を実装している基板は長さ230mm未満という短く、カード後方部分は表面から裏面へ直接風が流れるようにデザインされている。この独自設計による冷却性能の高さを背景に、搭載GPUであるGeForce RTX 4080のブーストクロックは2,505MHzから2,625MHzにオーバークロックされている。
ASUS ROG STRIX Z790-A GAMING WIFI D4
マザーボードは、Intel Z790チップセットを搭載するLGA1700対応マザーボード「ASUS ROG STRIX Z790-A GAMING WIFI D4」。基板のカラーは黒であるものの、各部に搭載したヒートシンクやカバーを白と銀でカラーリングしている。
大きな電力を消費するハイエンドCPUにも十分対応可能な16+1フェーズのVRMを搭載するほか、M.2スロットにドライバレスでSSDを固定できる「M.2 Q-LATCH」や、ビデオカードの抜き差し時にボタンを押すことでスロットのロックを解除する「PCIE SLOT Q-RELEASE」などの便利機能を搭載しており、ハイエンドゲーミングPCのマザーボードに相応しい基本性能を備えている。
一方、メモリスロットについては従来規格であるDDR4に対応。最新メモリのDDR5を利用することはできないが、DDR5より安価なDDR4を利用すればコストを削減できるほか、既に所有しているDDR4メモリがあれば、それを流用することも可能だ。
今回使用するROG STRIX Z790-A GAMING WIFI D4以外にも、ASUSはホワイト系のカラーリングを採用したマザーボードをラインナップしている。
その中には、オーバークロック特化モデルであると同時に白い基板を採用したROG MAXIMUS Z790 APEXもあれば、今回のマザーボードより安価でありながらDDR5メモリが利用できる製品などが存在する。自分の都合や用途に合わせて、最適なホワイト系マザーボードを探してみると良いだろう。
CPUクーラーやケースも白いパーツをラインナップするROGブランド白いパーツを集めてPCを構築
ROGブランドで白いハイエンドゲーミングPCを構築するにあたって、ビデオカードとマザーボード以外のパーツについては以下の製品を用意した。
ROGブランドからは、CPUクーラーの「ASUS ROG RYUO III 360 ARGB WHITE EDITION」、電源ユニットの「ROG THOR 1000W Platinum II」、PCケースの「ASUS ROG Strix Helios White Edition」を選択。電源ユニットだけは白系パーツではないが、ビジュアルへの影響が大きいCPUクーラーとPCケースにはホワイトエディションを用意している。
重厚で白いハイエンドゲーミングPCが完成、堂々としたハイエンド感のある一台に
ここからは、ROGブランドのパーツを使って組みあがったハイエンドゲーミングPCを写真で紹介しよう。
白いだけでなく、かなり大型のビデオカードであるASUS ROG Strix GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X White OC Editionを使用した今回のPCだが、ケースのASUS ROG Strix Helios White Editionはこの巨大なビデオカードを見事に収容しており、無理やり詰め込んだ感のない堂々としたビジュアルのPCに組みあがった。
今回のPCに使用したROGブランドのパーツは電源ユニットに至るまでRGB LEDを搭載しており、Team製のメモリについてもRGB LEDを搭載している。これらのパーツが搭載するRGB LEDは、いずれもASUSのソフトウェア制御である「ASUS Aura Sync」に対応しており、全てのLEDを一括で同期制御することが可能だ。
RGB LEDや「ゲーミング」と言う単語からは、レインボーカラーというイメージを持っているユーザーも少なくないだろうが、自分好みの色を作り出せるのもRGB LEDの魅力である。
今回のように同じソフトウェア制御に対応した製品で統一すれば色の調整や明滅制御も簡単なので、ROGブランドでハイエンドゲーミングPCを構築するなら、ASUS Aura Sync対応製品で揃えるのがおすすめだ。
4K解像度で快適に遊べるゲーミング性能を発揮ROGのパーツで構築した白いハイエンドゲーミングPCのパフォーマンス
それでは、組みあがった白いハイエンドゲーミングPCのパフォーマンスをチェックしてみよう。テストしたのは、「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」、「ホグワーツ・レガシー」、「エルデンリング」の3本で、いずれも4K高画質設定を試してみた。
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク
4K(3,840×2,160ドット)かつ「最高品質」設定で実行したファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマークでは、ベンチマークスコア「21,867」を記録して最高評価の「非常に快適」を獲得。このさい、平均フレームレートは「約145.9fps」に達した。
ホグワーツ・レガシー
ホグワーツ・レガシーでは、GeForce RTX 40シリーズがサポートするDLSS 3の全機能を活用しつつ、4K解像度でプレイしてみた。具体的には、レイトレーシングを含むグラフィック設定を「最高」にしつつ、DLSSの超解像を「オート」、フレーム生成を「オン」にするという設定だ。
結果的には、レイトレーシングの負荷が高くなるようなシーンでも100fps前後という高いフレームレートを実現できていた。AIを積極的に活用するDLSS 3があれば、けして軽いタイトルでは無いホグワーツ・レガシーを4K解像度でも快適にプレイできるのが、最新鋭パーツで構築したこのPCの強みだ。
エルデンリング
エルデンリングでは、グラフィックプリセットを最高にしつつ、バージョン1.09で追加された「レイトレーシング」を最高品質で有効にしてゲームをプレイしてみた。
現時点ではかなり「重い」とされるエルデンリングのレイトレーシングは、噂に違わずGPU負荷が非常に高い。今回のハイエンドPCであっても4Kの最高画質設定では常時60fpsを維持することは困難で、シチュエーションに応じて45~60fps程度の範囲で変動していた。
もっとも、特に高負荷になるシーンでも30fpsを割り込む様子は見られず、プレイするのに十分なパフォーマンスは得られている。また、レイトレーシングをオフにすれば常時60fps維持も可能なので、画質優先かフレームレート優先か好みで設定を選ぶのも良いだろう。
ROG×ホワイトに魅力を感じるユーザーにオススメ白いハイエンドゲーミングPCも構築できるROGブランドのPCパーツ
ROGブランドのパーツを中心に構築した白いハイエンドゲーミングPCは、ハイエンドらしい威容を誇るPCに組みあがり、見た目に違わぬ素晴らしいパフォーマンスを発揮した。ASUSのROG・ホワイト・ハイエンドといった部分に魅力を感じるユーザーに、今回の構成はPCを組み際に有力な選択肢となるはずだ。
冒頭でも触れたように、以前のROGを知っていると黒系統のカラーリングというイメージが強いのだが、高まりつつある白パーツの需要に応えて、ROGならではのクオリティと性能を兼ね備えた白いROG製品がリリースされている。個性的な見た目のPCを構築したいと考えている自作PCユーザーやゲーマーなら、白いROG製品を候補に加えてみてはいかがだろうか。
[制作協力:ASUS]