“メガドラ音質”が楽しめるポータブルアンプの試作機が店頭入荷

「メガドライブ」と同型のオーディオアンプICを採用したポータブルヘッドホンアンプの試作機

　セガが1988年に発売した家庭用ゲーム機「メガドライブ」と同型のオーディオアンプICを採用しているというポータブルヘッドホンアンプの試作機が、家電のケンちゃんに入荷しています。店頭価格は税抜き7,000円(税込7,560円)。23日(土)時点で販売数は2個。

　これは、オーディオアンプIC「CXA1034P」を採用することで、「音質をレトロ風味に劣化させる」という一風変わった特徴を持つポータブルヘッドホンアンプ。“メガドラ音質”が楽しめることをウリとしたキット「SONY CXA1034P ヘッドフォンアンプキット（CBW-HA-CXA1034P）」のポータブル版と言える製品で、今回の製品は持ち運びを想定して作られています。

　販売されているものは「試作品バージョン」(同店)とされており、電源はUSBバスパワーでとる仕組み(モバイルバッテリーでの動作が可能)。

本体背面

本体底面

ケーブルが付属

内部基板の様子

基板裏面の様子

パッケージ

　ちなみに、正式版については現在開発が進められており、「正式版ではケース内にバッテリーが内蔵される予定」「内蔵バッテリーになるため、本体サイズは今回のものよりも大きくなる見込み」(同店)とのこと。

従来モデルは小型サイズだが、気軽に持ち運べるものではなかった

上は従来モデルの基板、下は今回のモデルの基板