取材中に見つけた○○なもの
各社ビデオカードが値上がり傾向、人気モデルは品薄改善せず
新製品の価格にも動きあり
2021年1月25日 00:05
品薄が続くGeForce RTX 3000シリーズやRadeon RX 6000シリーズですが、1月中頃から各社モデルの価格が上昇しています。
上昇幅は各社で大きな違いがありますが、中には「1万円近く値上がりしたモデルもある」(ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館)とか。
ツクモパソコン本店で確認した価格上昇の一例を挙げると(21日~22日調査。以下、税抜き表記)、GIGABYTE GV-N3070VISION OC-8GDが73,980円→77,800円、GIGABYTE GV-N3070GAMING OC-8GDが69,980円→75,800円、MSI GeForce RTX 3090 VENTUS 3X 24G OCが205,000→208,800円など。
このほか、ドスパラ中心に販売されているPalit製品についても、GeForce RTX 3070 Gaming Pro OC(NE63070S19P2-1041A)は64,500円(2020年10月発売時)→69,819円(1月21日調査時)、GeForce RTX 3060 Ti Dual OC(NE6306TS19P2-190AD)は49,800円(2020年12月発売時)→59,073円(1月21日調査時)などと、やはり大きく値上がりしています。
複数のショップによると、今回の値上がりは「仕入れ価格が上昇したため」ということなので、今後、全てのショップが影響を受けるはずです。また、先週末に発売された一部ビデオカードも、従来よりはやや高めの価格になっており、今回の価格上昇を織り込んでいると思われます。
品薄で入手困難、さらに価格上昇と、これからビデオカードの購入を検討している方には残念なお知らせですが、一部ショップの間では「今後はマザーボードやメモリの価格も上昇するかもしれない」という真偽不明の話も出ており、影響はさらに広がる可能性がありそうです。