取材中に見つけた○○なもの

4月1日から「総額表示」義務づけ、秋葉原のPCショップも税込表記に

 商品価格に消費税を含めた価格を表示する「総額表示」が、4月1日(木)から義務づけられました。秋葉原のPC系ショップでも店頭POPの表示が大きく変わってきています。

 秋葉原では、2014年4月の消費税率引き上げ以降、ツクモやドスパラ、あきばお~、中古・ジャンク系ショップを中心に、商品価格を税別で表記するPC系ショップが増加し、税込価格で表記するショップは、どちらかというと“少数派”でした。

以前から税込表記だったショップ(一例)
イオシスの表示例

 この状況に大きな変化が現れたのは3月頃で、これまで税別価格を目立つように表記していたショップの多くが、税込価格を大きく表記したり、赤色で目立つように表記するようになりました。

 総額表示に関しては、一部で「商品価格が高くなったように見える」という声もあるようですが、購入前に税別か税込かチェックする手間が減るので、以前よりも買い物がしやすくなったと感じる人は多いのではないでしょうか。

税別表記から税込表記に変わったショップ(一例)
ツクモの表示例

 なお、消費税率引き上げ以降も税込価格を目立つように表記していたパソコン工房 秋葉原BUYMORE店ですが、3月1日(月)から「税別+税込」表記になっています。一番大きな変化が見られるのはCPUやメモリ、ストレージの価格表で、これまでは「税込価格を赤色で表記」していましたが、4月1日(木)時点では「税別価格を赤色で大きく表記、税込価格を黒色で小さく表記」しています。店頭では税込価格のみ表記しているPOPもありますが、今後切り替わるようです。

税別価格が大きい価格表(4月1日に撮影)
税込価格が大きい以前の価格表(2月19日に撮影)
価格表記変更を知らせる案内