ファミコンディスクシステムのRAMアダプタを“カセット化”できる改造基板に新モデル

「FDS用 RAMアダプタ縦型基板 【DRAMx1版】（キット）」の完成イメージ

　ファミコンのディスクシステムで使用する「RAMアダプタ」を“カセット化”できるという改造基板に新モデルが登場、「FDS用 RAMアダプタ縦型基板 【DRAMx1版】（キット）」が家電のケンちゃんで販売中。同人サークル「BAKUTEN工房」の作品で、販売価格は5,400円。

　これは、ファミコンカセットの中にRAMアダプタの機能を移植するための改造基板。2018年に同店に入荷した「FDS用 RAMアダプタ縦型基板（キット）」の姉妹モデルで、従来品はRAMアダプタ内のDRAMが4個のモデルに対応した製品だったのに対し、今回の製品はDRAMが1個のモデルに対応したものとなっています。また、移植するDRAMが従来品よりも少ないため、通常サイズのカセットに収納できるようになっています。

　従来モデルと同じようにメインとなるチップ部品はRAMアダプタから抜き取って改造基板にはんだ付けによる移植をする必要があり、難易度は高めとされています。このほか、収納するためのカセットを用意する必要があり、ケース側の加工も必要となります。

　RAMアダプタからチップなどを移植する必要があり、かなりの上級者向けのアイテムですが、興味がある方はチェックしてみてください。