新年早々にPentium IIIとAthlonが800MHzで対決
Pentium IIIは販売開始、Athlonはデモがスタート
【Pentium III 800MHz価格表】 | 【マーキング】 |
【Pentium III 800MHz(表)】 | 【Pentium III 750MHz】 |
【デモ中(TWO-TOP)】 | 【デモ中(フェイス)】 |
【マーキング】 | 【WCPUID表示結果】 |
2000年はCPUの800MHz対決からスタートだ。
●まずはIntelが先手
新年明けて一発目に発売された最速クロックのCPUは、Pentium III 800MHz(100MHz×8,SEEC2)とPentium III 800EB MHz(133MHz×6,SECC2)の2種類。いずれもバルク品で売られており、価格は95,800円。ただし、販売しているのはTWO-TOP秋葉原1号店とTWO-TOP秋葉原2号店のみで、広く出回っているというわけではない。
800MHzで動作するPentium IIIが登場したことで、アキバで実際に購入できるCPUという条件では、Athlonを抜いてPentium IIIがまた単独で最速クロックの座を確保したことになる。AMDとIntelによるCPUスピード競争はヒートアップするばかりだが、2000年はまずIntelが先手を打つことに成功したわけだ。
また、同店ではPentium III 750MHz(100MHz×7.5,SECC2)の販売も始めている(88,800円)。PPGA版の750MHzは'99年12月末に出ているが、SECC2のバージョンはこれが初めて。発表されたばかりのCeleron 533MHzについても複数のショップが週明けの入荷予定を明らかにしており、年明け早々にIntelの新CPUが続々とアキバでデビューすることになりそうだ。
●Athlon 800MHzはデモが始まる
一方のAthlonにも大きな動きあり。販売こそ始まっていないものの、TWO-TOP秋葉原1号店とフェイスの2店では800MHzの動作デモがスタートしている。いずれも、販売フロアにそのままAthlon 800MHz搭載PCを設置し、買い物客が間近でそのスピードを体感できるようになっている。デモ用として一般的なベンチマークソフトが動作しているので、自分のPCのスピードと比べることも容易にできる。
6日に発表されたばかりのAMD最新CPUがもうショップでデモされているというのだから、いかにも気の早いアキバらしい。Athlon 800MHzの製品が一般向けにデモされているというのは、世界広しといえどもここだけに違いない。
●GHz時代はもうすぐ
これで個人ですぐに使えるCPUの動作クロックは800MHz台に突入。
GHz時代の幕開けまで、あと200MHzだ。
□Intel Pentium III Processor(Intel)
http://www.intel.com/home/prodserv/pentiumiii/
□AMD Athlon Processor(AMD)
http://www.amd.com/products/cpg/athlon/
[撮影協力:TWO-TOP秋葉原1号店とフェイス]
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