これまで白箱などに入れられ、表向きはメーカー名を伏せるかたちで売られていたASUS製のAthlon対応マザーボード「K7M」が、正式にリテールパッケージ入りで販売開始となった。昨年11月のCustom PC WORLD'99で公開されものと同じ真っ赤なパッケージで、表面には大きく「K7M」と書かれている。サウンド機能ありとなしの2モデルがあり、価格は18,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、マザーボードのリビジョンは1.04のまま変わっていない。 □K7M(http://www.asus.com.tw/Products/Motherboard/SlotA/k7m/) |
ビデオカードの設定もBIOSセットアップで行う時代に突入。AOpenがOpenBIOSという独自の機能を採用したRIVA TNT2 Ultra搭載ビデオカード「PA3030 Ultra」(AGP,32MB)を発売した。この製品はPCの起動時にInsertキーを押すことでビデオカードのBIOSを呼び出し、メモリとコアのクロック、ビデオチップの供給電圧などを変えられるようになっている。これまでこうした設定はソフトウェアで行うのが一般的だったが、これならOSに依存せずチューニングが行えるというわけだ。価格はこのクラスの製品としては非常に高く、23,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □PA3030 Ultra(http://www.aopen.com.tw/products/vga/pa3030ultra.htm) |
LASER5 Linux 6.0を無償添付したパーツの販売が始まっている。PCパーツの大手卸商社であるシネックス経由の製品に付属するようになったもので、対象となっている製品には「今ならLASER5 Linux 6.0がついてくる!!」と書かれたシールが貼られている。アキバではHDDやマザーボードなどで、このシールのついた製品をよく見かける。これでLinuxのユーザー層がまた広がることになりそうだ。Linuxを試してみたいと考えている人は、パーツ購入時にシール付きの製品をよく探してみよう。
□シネックス(http://www.synnex.co.jp/) |
昨年11月にカクタソフマップのオープンと同時に一時休館したソフマップ本店(ブロックE2-[b3])が2月にリニューアルオープンする。休館するときも突然だったが、リニューアルオープンの告知も突然で、今週になって本店入り口に「2000年2月 ソフマップ本店は、内容を一新してリニューアルOPENいたします。」と書かれた大きな横断幕がかけられた。詳細は明らかにされていないが、本店がもともと家庭用ゲーム機が中心の店舗であったことを考えると、プレイステーション2発売直前という2月をリニューアルオープンのタイミングに持ってきたことは何か関連がありそうだ。 |
まだメーカー未発表の製品のためか、店頭では表立って行われてはいないものの、複数のショップの通販ページで、カノープスのGeForce256搭載カード「SPECTRA 7400」のDDRメモリ版に関する入荷予告と予約受付が始まっている。ツクモパソコン本店II、PCiN秋葉原、USER'S SIDE本店、エルプラザなどが始めているもので、予価は40,800円~42,800円。入荷の時期は2月になるという。メーカーからの公式発表も間近いと見られる。 |
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