Pentium III 550E MHzはこれまでFC-PGA版のみが発売されていた。

[撮影協力:ネオテック]

　2次キャッシュ統合コアのPentium III Xeonは、CPUカートリッジ内に電圧レギュレータを用意してCPUコア電圧を生成するOCVR（OnCartridgeVoltageRegulator）対応タイプ（5V/12V給電）と、従来と同じ2.8V給電タイプの2種類があり、今回発売されたのは前者のOCVR対応タイプ。

　なお、「5V/12V給電」や「FSB133MHz」に対応したSlot 2用マザーボードは今のところ販売されていない。

　搭載CPUはメルコによると「K6-III/333」とのことだが、AMDでは333MHz動作のK6-IIIは発表していない。

[撮影協力:パソコンCityパーツ館]

　ただし、マニュアルには搭載PLLチップによってFSBの設定範囲が異なる旨の記述があり、ICS9248-110というタイプならば前記のFSB設定が可能になるが、ICS9248-64というタイプならば100/120/133MHzの3種類が設定できるのみとなってしまうとのこと。

　なお、Microstarの日本法人であるエム・エス・アイコンピュータジャパンによると、同社経由の日本語版製品は全てICS9248-110を搭載したFSB設定範囲の広いモデルだそうだ。日本語版製品はパッケージに貼られている「日本マーケット向け商品」という星型シールで区別できる。

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとコムサテライト1号店]

　コムサテライト1号店によると「SOLTEK SL-67KVのOEMモデル」だそうで、マザーボードや付属品はSL-67KVと同等とのこと。パッケージは茶箱。

　直輸入品で、コムサテライト1号店による1年保証がついている。

[撮影協力:コムサテライト1号店]

　2製品の違いは搭載チップセットで、P6IWP-Fe/i810Eがi810Eチップセットを、P6IWP-Fe/i810がi810チップセットをそれぞれ搭載している。拡張スロット構成は両製品ともPCIが2本とElite独自の「TV-Out/LCD Panel Link Riser」が1本。「TV-Out/LCD Panel Panel Riser」スロットは、AMRスロットと位置/形状ともに酷似している拡張スロットで、Elite製のTV出力/LCD出力カードのみに対応している。AMRスロットとはコネクタ部品が左右逆に取り付けてあるので、AMRスロットと区別できる。

　LANコネクタがUSBコネクタのすぐ上に配置されているため、特殊な形状のI/Oパネルが必要になるが、製品には付属していない。

　また、現時点ではFlexATX専用ケースは発売されていない。

[撮影協力:ソフトアイランド 秋葉原店]

　ATフォームファクタの新製品は珍しい。

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原1号店]

　コムサテライト1号店によると「SOLTEK SL-65KVのOEMモデル」だそうで、マザーボードや付属品はSL-65KVと同等とのこと。パッケージは茶箱。

　直輸入品で、コムサテライト1号店による1年保証がついている。

[撮影協力:コムサテライト1号店]

　「マザーボード」上にはSocket 7やDIMMスロットはもちろん、IDE、FDD、電源接続用（ATまたはATX）の各コネクタが備えられており、ブラケット部分にはVGA出力とPS/2コネクタ、USBコネクタもついている。また、シリアル/パラレルポートや音声入出力端子を引き出すブラケットも付属している。
　対応CPUはK6-2/IIIやMMX Pentiumなど。Ultra ATA/66にも対応しているが、Ultra ATA/66対応ケーブルは付属していない。

　拡張スロットは1つもなく、USB以外の機能拡張手段がないので注意が必要。

　ロンテック扱いの国内保証品。

　なお、PowerLeapでは「NEC PC-98シリーズ用」として、Cバス用拡張カード型のSocket 7対応マザーボード PL-Renaissance/98もラインナップしている。

□PL-Renaissance/98
http://www.friendtech.com/Ren98.htm
□PL-Renaissance/AT（ロンテック）
http://www.lontec.co.jp/PL-pro/renaissance-at.html

[撮影協力:パソコンCityパーツ館とOVERTOP]

　コムサテライト1号店によると「SOLTEK SL-54U5のOEMモデル」だそうだ。

　T-ZONE. PC DIY SHOPでは白箱版を販売しているが「保証などはリテールパッケージ品と同等」（T-ZONE. PC DIY SHOP）とのこと。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

　G400 DualHead add-onはシングルディスプレイ対応のMillennium G400をデュアルディスプレイ対応にアップグレードする追加モジュールで、G400 Flat Panelはデジタル接続液晶ディスプレイを接続するための追加モジュール。

　G400 Flat Panelが対応しているデジタル接続液晶ディスプレイはDDWG(Digital Display Workgroup)が提唱するDVI規格の製品だが、このタイプのデジタル接続液晶ディスプレイが単品で店頭販売されている例は今のところない。

[撮影協力:BLESS]

[撮影協力:FRESH FIELDとOVERTOP]

　1プラッタ当たりの容量は約7GB。

[撮影協力:ピーシーアドバンスド 3丁目店]

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

[撮影協力:ぷらっとホームとPCiN秋葉原]

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原1号店]

[撮影協力:アイ・ツー 東京店 DOS/V専科]

　「Windows NTが持つ堅牢性とWindows 98が持つ強力なデバイスサポートの双方を兼ね備えている」というのが最大の売り。プラグアンドプレイもサポートしており、USBやIEEE1394にも対応している。

　発売されたパッケージは、一般向けの「Professional」とサーバー向けの「Server」、開発者向けの「Developer」に大別されており、それぞれに複数の製品タイプが用意されている。

　「Professional」で用意されている製品タイプは、標準版のほか、Windows 95/98からの乗り換え用の「プロダクトアップグレード」とWindows NT Workstation 3.51/4.0/2000 RC2からのバージョンアップ用の「バージョンアップグレード」、学生/教職員向けの「アカデミック パッケージ」、組み込み販売向けの「OEM版」の計5製品。OEM版はいずれのショップでも単体販売されておらず、HDDやマザーボードなどとのセットのみで売られている。

　対応ハードウェア/ソフトウェアの情報や、公開済みのバグ修正パッチ、詳細な製品情報、イベント情報などは以下のwin2000j.comで公開されている。

□Winj2000.com（マイクロソフト）
http://www.win2000j.com/

[撮影協力:PS/PLAZA WAKAMATSUとZOA 秋葉原本店]

　「Professional」の全機能に加えて、ネットワーク管理機能などのサーバー向けの機能を備えている。また、マルチプロセッサに対するサポートも強化されており、「Professional」では最大2CPUだった対応CPU数が最大4CPUになっている。

　「Server」版で用意されている製品タイプは5つのクライアントライセンスが付属する標準的な「5クライアントライセンス付き」版のほか、標準添付のクライアントアクセスライセンスが増えた「10クライアントライセンス付き」「25クライアントライセンス付き」、Windows NT Server 3.51/4.0からのバージョンアップ用の「バージョンアップグレード」、他のサーバー向けOSからの乗り換え用の「乗り換えアップグレード」、学生/教職員向けの「アカデミック パッケージ」の計6種類がある。

　対応ハードウェア/ソフトウェアの情報や、公開済みのバグ修正パッチ、詳細な製品情報、イベント情報などは以下のwin2000j.comで公開されている。

□Winj2000.com（マイクロソフト）
http://www.win2000j.com/

　なお、あくまでも開発者向けのパッケージとなっており、ライセンス上、通常の運用/業務目的に使用することは禁止されている。

　「Devloper」版で用意されている製品タイプは、通常版と特定の開発言語製品所有者向けの「優待パッケージ」の2タイプがある。

　対応ハードウェア/ソフトウェアの情報や、公開済みのバグ修正パッチ、詳細な製品情報、イベント情報などは以下のwin2000j.comで公開されている。

□Winj2000.com（マイクロソフト）
http://www.win2000j.com/

[撮影協力:フェイス]

[撮影協力:コムサテライト1号店とPCiN秋葉原]

　CPUとの接触面がFC-PGA版Pentium IIIの形に合わせて一部厚くなっているほか、四隅に樹脂のパッドがついており、FC-PGA版Pentium IIIと組み合わせても安定するようになっている。

　ヒートシンクのフィンが薄型で、ファンをヒートシンク側面に取りつけるPEP-66Uと、フィンが6角形でファンをヒートシンクの上側に取りつけるFC-PAL35Uの2タイプがある。

　CUSTOMでは、2製品とも品切れとなっているが、22日（火）に再入荷する予定だそうだ。

[撮影協力:CUSTOM]

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

　Windows 98 Second EditionやWindows 2000で使用した場合の不具合が解消されたほか、ボディカラーが黒から青半透明に変更されている。

　カノープスでは、DA-Portのユーザー向けに有償アップグレードサービスも行っている。

□DA-Port 2000 へのアップグレードサービス
http://www.canopus.co.jp/catalog/daport/daport_update.htm

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとAZ’TEC]

　上記のほか、TWO-TOP秋葉原2号店とツクモパソコン本店IIでも入荷したとのことだが、既に売り切れている。

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとCUSTOMとフェイス]