【 2000年3月4日号 】

メモリの価格が急反転して上昇中、予断許さず

メモリ値上がり中メモリ値上がり中

 先週、暴落の動きを見せたPC100 SDRAMの価格が週明けから一転して値上がり傾向となっている。

 最安値は64MBで先週比680円高、128MBで同1,730円高の値上がり幅を記録。128MBは一部の条件付きを除けば1万円を下らず、平均で12,000円近くになっている。複数のショップによると、仕入れ値が日々上昇しているという(詳細は「メモリ最安値情報」参照のこと)。

 海外でメモリのスポット価格が急上昇したのと連動した動きで、まさに「下がるときも早いが上がるときも早い」アキバのリアルタイムな値動きを実証した格好。先週末までは、しばらく下がるとの見方が有力だっただけに、あまりの急転ぶりに驚くショップも多い。一時的な上昇という説と、このまま上がるという説と入り乱れて流通筋も混乱中で、予断を許さない。

 いつものことながら、メモリの値動きは誰にも予想がつかない。

[撮影協力:AZ'TECキョードー半導体店]


[前の記事]: Athlon 850MHzバルクと800MHzのリテールが発売に
[次の記事]: プレステ2とDVD関連の製品が続々とPCショップに登場

[ Back ]戻る