「Thunderbird」は従来外付けだった2次キャッシュをCPUコアに統合した改良版で、2次キャッシュ容量が512KBから256KBに半減された代わりに、2次キャッシュの動作速度がコアと同じ速度になっている。
　また、従来のSlot Aに加えて新たに「Socket A」という462ピンのソケット型インターフェイスが追加されているのも特徴で、今回登場したのもこの「Socket A」対応製品。動作クロックはニュースリリースに記載がない700MHzだが、AMDが発表と同時に公開したデータシート「AMD Athlon Processor PGA Data Sheet Publication # 23792 Rev: B」には、650MHz～1GHzまでの計8モデルが記載されており、これには700MHzも含まれている。
　なお、CPUの上面4隅にはスポンジ状のパッドが配置されている。これらの具体的な役割に関する記述はデータシートにはないが、複数のCPUクーラーメーカーによると、CPUクーラーを安定させる目的でつけられているものだそうだ。

　なお、10日（土）現在、Socket Aに対応したマザーボードやSlot A→Socket A変換アダプタのような製品は発売されていない。

[撮影協力:PCiN秋葉原と高速電脳とOAシステムプラザ東京本店]

　USER'S SIDE本店では受発注扱いで販売中。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　基板上には、数字表示用LEDを搭載できる空きパターンが残されているが、具体的な用途は不明。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

一部のサンプル版で搭載されていたIntel製IOAPICチップは搭載されていない。

[撮影協力:ネオテックとBLESS]

　RIMMスロットの近くには「133/177」「200/264」「400/532.8」「300/399.6」の切り替えが可能という用途不明のジャンパピンがある。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　VSA-100はVoodoo3の後継となる新型ビデオチップで、最大32個のビデオチップを連携させることでフィルレートを高められるのが最大の特徴。高フィルレートを生かす機能として、3D描画時の物体端に発生する階段状ノイズ（ジャギー）をソフトにするフルシーンアンチエイリアシング（FSAA）機能をもつほか、独自の「T-Buffer」技術にも対応しており、複数フレームにわたる動きを1フレームで表現する「Motion Blur」、影と影でない部分の境界をソフトにする「Soft Shadows」などといった特殊効果を実現できる。このほか、新たにAGP4xモードや32bitレンダリング、テクスチャ圧縮（DirectX標準のDXTCと3dfx独自のFXT1）などがサポートされた。
　なお、GeForce 256/GeForce2 GTSなどとは異なり、ジオメトリエンジンは搭載していないが、同社では「現時点ではジオメトリエンジンを内蔵するよりもフィルレートを上げるほうがユーザーのメリットが大きい」(VSA-100チップ発表時)と主張している。

　Voodoo5 5500 AGPは、複数のVSA-100チップを搭載した「Voodoo5シリーズ」のミドルレンジモデルで、2つのVSA-100チップと合計64MBのビデオメモリを搭載し、不足する電力を補うために電源ユニットから直接電源供給を受けるための電源コネクタも備えている。フィルレートは667～733Mピクセル/s。
　複数の代理店を経由した日本語版が出回っており、代理店によってはプレゼントの応募券をつけているものもある。

　このほかのVSA-100チップ搭載ビデオカードとしては、1チップのみを搭載した32MBタイプの「Voodoo4 4500 AGP」「Voodoo4 4500 PCI」や、2チップ/32MBタイプの「Voodoo5 5000 PCI」、2チップ/64MBタイプの「Voodoo5 5500 PCI」、4チップ/128MBタイプの「Voodoo5 6000 AGP」がある。最上位のVoodoo5 6000 AGPでは、不足する電力を補うための専用ACアダプタが付属している。

□Voodoo5
http://www.3dfx.com/prod/voodoo/newvoodoo.html

[撮影協力:AZ’TEC]

　製品情報ページによると、コアクロックは200MHz、メモリ動作クロックは333MHz。

[撮影協力:USER'S SIDE本店とPCiN秋葉原]

　TV出力機能つき。

[撮影協力:コムサテライト1号店とFRESH FIELD]

[撮影協力:俺コンハウスとツクモパソコン本店II]

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

　画像出力用基板をメイン基板から分離するSSH技術が採用されており、専用の「Mini-SSH」に対応した画像出力用基板が搭載されている。

　なお、この「Mini-SSH」は従来の「SSH Type-D」などとは非互換だが、背の低いLow Profile PCIに対応できるMini-SSH対応サブボードの発売も検討されている（具体的な発売時期などは未定）。

　RIVA TNT2Proチップは斜めに搭載されている。

[撮影協力:PCiN秋葉原と高速電脳とUSER'S SIDE本店]

　搭載ビデオチップが「RAGE 128 PRO GL」なのか「RAGE 128 PRO VR」なのかは不明。

[撮影協力:クレバリー1号店]

[撮影協力:ぷらっとホーム]

[撮影協力:クレバリー]

　2製品の基板デザインはよく似ており、Ultra ATA/100コントローラのPDC20267が搭載されているのも同じ。

　対応OSはDOS/Windows 3.1/95/98/NT4.x/2000。

　なお、Ultra ATA/100に対応したマザーボードとしては、Highpoint TechnologiesのHPT370チップを搭載したABIT KA7-100が既に発売されている。

□Ultra ATA/100 (Quantum)
http://www.quantum.co.jp/NewsRelease/060612.html

[撮影協力:PCiN秋葉原]

[撮影協力:パソコンCityパーツ館]

　シリーズの全モデルが出揃った。

[撮影協力:コムサテライト1号店]

[撮影協力:PCiN秋葉原]

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

　11日（日）現在、この製品の情報はMaxtorのWebサイトに掲載されていない。

[撮影協力:OAシステムプラザ東京本店]

　11日（日）現在、IBMのWebサイトにはこの製品の情報は掲載されていない。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

　また、フロントパネルに赤外線受光部を備え、付属リモコンでCDの再生やマウスカーソルの操作ができるのも特徴。ただし、PC本体にSCSIデバイスがインストールされている場合はこのリモコンは使用できないそうだ。

[撮影協力:PCiN秋葉原とコムサテライト1号店]

　この種のDVD-ROM対応CD-RWドライブはリコー製と東芝製に続いて3製品目。

[撮影協力:PCiN秋葉原とコムサテライト1号店]

[撮影協力:ツクモ12号店とツクモパソコン本店II]

[撮影協力:ソフマップ1号店 Chicago Windows専門館]

　電源は単4電池。

[撮影協力:OAシステムプラザ東京本店]

　アクセスポイントはツノ付きのお面のようなユニークな形をしている。

[撮影協力:Networkセンター秋葉原店]

　対応解像度は最大352×288ドット、対応フレームレートは最大30fps。

　リアルタイムMPEG-1キャプチャを行うにはPentium II 266MHz以上のCPUが必要とのこと。対応OSはWindows 95/98。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

　高さ4cm、直径9cmの円筒形ヒートシンクには縦方向に捻られたようなスリットがあり、上から見るとヒートシンクそのものがジェットタービンのよう。ヒートシンクの中央には直径5.5cmの12V DCファンが備え付けられ、周囲のスリットから吸気して上部へ排気する構造になっている。

　台湾製の「Majesty」という似たクーラーが以前から出回っているが、こちらが言わば本家。サイズが大きすぎるなどの問題があるため、そのままPC用として使うには少々工夫が必要となる。

　海外では「Polar Logic Artic Cooler」「Panaflo Orb」「HP Turbo Cooler」など複数の名前で知られている。Agilentはこれとは別に、Socket 370用クーラーとしてArctiCooler Model CAという1.4GHz対応の製品を4月に発表している。

[撮影協力:Laser5]

　あきばお～3号店では追加用6cmファン（980円）とセットで販売中。

[撮影協力:あきばお～3号店]

[撮影協力:BLESS]

[撮影協力:T-ZONE.本店]

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]