|
Athlonに圧倒的な価格差をつけられたPentium IIIが、ようやくこれから猛追を始めるようだ。各ショップの話によると、国内では29日(日)付けで大幅価格改定が行われ、大きく仕入れ値が下がるという。すでに28日(土)段階で先行値下げする動きが出ており、1.0B GHzの最安値は先週比20,90円も下がって51,800円となり、5万円割れ間近になっている。また、933MHzの最安値は37,790円、866MHzは26,790円になるなど、上位モデルは軒並み1万円近くも最安値が下がっている(詳細は「CPU最安値情報」参照のこと)。それでも、1.1GHzの最安値が4万円割れに突入したAthlonとは大きな差があるが、来週以降の本格的な値下げ動向しだいでは、かなり差が縮まる可能性がある。 |
巨大CPUクーラーを同梱したFC-PGA版Pentium III 1.0B GHzに続き、今週も妙なリテールパッケージ品がIntelから登場している。今週から販売の始まったSECC2版Pentium III 1.0GHzのリテールパッケージは、どういうわけか白箱にシールを貼っただけという簡易パッケージになっており、そのうえ、貼られているシールには自社製マザーボードと自社製サーバーケースでの組み合わせでしか動作保証しない旨の警告文が記されているという“特殊仕様”になっている。1GHzの大台に乗った途端、なぜかPentium IIIのリテールパッケージは迷走を始めてしまったらしい。価格は79,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □Pentium III(http://www.intel.co.jp/jp/PentiumIII/) |
SOLTEKから登場した、Apollo Pro133Aチップセット搭載のDual Socket 370対応マザーボード「SL-68C+」にはユニークな特徴がある。それは、Apollo Pro133AのNorthBridgeが見慣れない型番になっていること。NorthBridgeにはVT82C694XDPという、これまでのNorthBridgeの型番の最後にDPの文字が付加された新しい型番がマーキングされている。しかし、どういうわけかApollo Pro133Aのデータシートなどを見ても、この型番に関する記述は見つからない。このマザーボードがDual CPU対応の製品であることを考えると、Dual CPU用に何らかの機能がついたものとも想像できるが、マニュアルにも特に記述がなく、詳しいことはよくわからない。新型Apollo Pro133Aのフライングという可能性もないではないが…。Ultra ATA/100対応IDEコントローラーがオンボードで価格は18,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □SL-68C+(http://www.soltek.com.tw/English/products/68C+.htm) |
[↑前の記事]: | ツクモがPCパーツ専門館「ツクモeX.」で中央通りに進出 |
|