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9月に工業用組み込み向けCPUとして発表されていたK6-IIIE+がアキバでデビューを飾った。256KBの2次キャッシュを内蔵し、拡張版3DNow!をサポートしたSocket 7用CPUで、動作電圧は2.0Vとなっている。組み込み向けCPUと言っても、一般的なSocket 7仕様に準拠しているため、マザーボード側のBIOSなどが対応できていれば、そのままSocket 7用マザーボードで利用できる。実売価格は16,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、CPU表面のマーキングは従来のK6-III+と同様の「K6-III+/500」となっており、「E」の文字が見当たらないが、販売しているTWO-TOP秋葉原1号店によると、「K6-IIIE+として入荷したもの」という。 □K6-IIIE+(http://www.amd.com/products/epd/processors/6.32bitproc/8.amdk6fami/29.amdk6iiie/) |
秋葉帝が「秋葉館Win」として10日(金)に移転リニューアルオープンした。先週までMac専門店の秋葉館本館として営業していた店舗(ブロックF1-[b5])を利用したもので、元の秋葉館本館は中央通り沿いの新店舗に移転している。秋葉帝の店舗はPCパーツショップとしてはトップクラスの狭さだったが、これで一般並みの広さに拡充されたことになる。そして、秋葉館本館が名物として運用していた金曜のみ深夜0:00営業というルールも引き継いだことで、今度はアキバのPCパーツショップとしては営業時間最長という別のユニークな存在に変身した。同店を利用すれば、週末の会社帰りの買い物や、緊急の買い物も可能になるというわけだ。ただし、この深夜営業は毎年3月~12月のみの適用になるので要注意。金曜のアキバはPCパーツの入手が深夜0:00まで可能という情報は是非頭に入れておきたいところ。 □新店舗のご案内(http://www.akibatei.com/price/shinten.html) |
Cal-Comp Electronicsというタイのメーカーからデスクトップ型のスタイリッシュなベアボーンPCが登場した。型番は「200E」。白のデスクトップケースを基本としつつ、その上下にはX字型のカバーが付き、左右にはプラスチックの円柱が2本ずつ、前面上半分にはドライブベイを隠すための開閉式カバーが付き、デスクトップケース以外のパーツはブルーもしくはグレーの配色がなされ、全体として未来型ビデオデッキとでも表現できそうなデザインになっている。最近はタワー型でスタイリッシュな製品がいくつも出ているが、デスクトップ型は珍しい。i810E搭載のSocket 370マザーボード、FDD、50倍速CD-ROMドライブ、キーボード、マウスが付属し、価格は29,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ただし、やや本体サイズが大きめなので、省スペースにこだわる人にはあまり向かない。 □Cal-Comp Electronics(http://www.calcomp.co.th/) |
Microstarが今週発売したApollo Pro133Aチップセット搭載Socket 370対応マザーボード「694 Master」は、なんといっても“箱”が面白い。日本法人が独自に作ったまったく新しい茶色の箱パッケージは、強度補強されたダンボール製のもので、付属の取っ手をつけると、そのまま引き出し式収納箱として再利用できるユニークなものになっている。マザーボードを取り出した後は、付属品の収納箱として使うも良し、洋服収納など実用的な収納箱として再利用するも良し、使い道はいろいろとありそう。しかし、この箱で売れ行きに変化が出てくると、日本の自作マーケットは箱まで性能を求めるという証明になってしまうかも?今後、同社のほかの製品にも使われることになるのかどうかは不明。 □694 Master(http://tw.msi.com.tw/product/main_show.asp?pro_name=MS-6309%20v3.0) |
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