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COMMATEというマイナーなメーカーから、最近では珍しいBabyATフォームファクタのマザーボードが発売になっている。「370VB」という型番のSocket 370用マザーボードで、チップセットはApollo Pro133を搭載している。今時珍しく、ISAスロットもPCIとの共用を含めて2本持ち、旧型PCの環境をそのままアップグレードするには持ってこいの製品になっている。価格も8,190円と安いため(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、旧型PCを一気に最新環境にしたり、余って邪魔になっている昔のATケースを引っ張り出して1台組み立ててしまうなど、いろんな目的で使えそうだ。なお、同仕様で同型番の製品がDCS Computer Systemsにもあり、これがOEM元になっているようだ。 □370VB(http://www.dcscomputer.com.tw/370vb.HTM) |
CPUやHDDに限らず、ビデオカードも低価格化の一途を辿っている。現在最も人気のあるGeForce2 MX搭載ビデオカードで、今週はとうとう新製品で1万円を切るものが出現。CHRONOSというメーカーの32MBメモリ搭載モデルの製品は、初登場ながら9,980円で販売が始まり(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、同時に同じメーカーからGeForce 256と32MBメモリを搭載した製品も8,800円~9,800円という安値で出回り始めている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ビデオカード市場はNVIDIA製ビデオチップの1人勝ち状態だが、それでもここまで下がるというのだから驚き。先行組みのGeForce2 MX搭載ビデオカードも値下がり傾向にあり、いくつか1万円割れの例が出始めている。定番ビデオカードで1万円割れが当たり前という日が来るのも、もう間近だ。 □CHRONOS(http://www.chronos.com.tw/Products/vga/geforce2mx/geforce2mx.htm) |
ジョイスティックなどゲームコントローラーにはユニークなものが多いが、今週から発売になった「スピーディクロスボード」もかなりユニーク。なんと、スケートボード型のコントローラーで、実際に上に乗って前後左右に傾けることでスケートボードやスノーボードやサーフィンなどのゲームが楽しめる。とにかく大きくて重たく、質感が非常に高いことにビックリ。マニュアルによると、100kgの人まで使えるという。USB接続の製品で、15個のキーを搭載したハンドコントローラーもついている。PCからは通常のジョイスティックとして認識されるので汎用性があり、工夫次第でいろんなことに使えそうだ。日本語パッケージで、実売価格は9,280円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、パッケージは大きくて重たいので、持ち帰りの際は重労働になることを覚悟すべし。 □スピーディクロスボード(http://www.twilight.co.jp/speedyboard/index.html) |
まさにジェットコースター状態。急落傾向から一転して上昇傾向にあったメモリ価格は、今週になってまた急激な値下がりを見せている。PC100/PC133 SDRAM 128MBが限定特価品とはいえ、3,980円という史上最安値を記録、そのあとに続く通常価格品も4,800円~4,980円まで、確認できた限り初の5,000円割れが続出している(詳細は「メモリ最安値情報」参照のこと)。また、PC100 SDRAM 256MB(CL=2)はいよいよ1万円割れが間近に迫っている。最安値は先週比1,400円安の11,990円で、1万円割れまであと2,000円足らず。価格からすると、もはや256MBが標準容量のメモリと考えるのが自然という状況になってきた。ボーナス直後の週末という状況も手伝って、アキバではまたメモリが爆発的な勢いで売れていくことになりそうだ。 |
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