ただし、基本的にマニュアルがついていないため、設定方法は自分で調べなければならない（一部のショップでは独自にマニュアルをつけて販売中）。メルコのオリジナルブランドD2000から発売された製品で、保証やサポートは一切ないので購入時は要注意。

[撮影協力:コムサテライト3号店とクレバリー1号店とTSUKUMO eX.]

　「“電圧IDを変えるだけ”の一般的な電圧変更機能とは異なり、アダプタ上で実際にコア電圧を変換してしまう」という構造はこれまで通りで、対応コア電圧の範囲と機能が拡張されているのが大きな改良点。
　具体的には、これまで手動設定していたコア電圧値がCPUに合わせて自動設定されるようになり、対応電圧範囲が従来の1.5V/1.6V/1.65V/2.0Vから1.3V～3.5V（1.3～2.0V間は0.05V刻み、2.0V～3.5Vは0.1V刻み）に拡張されている。従来モデルは、1.7Vのコア電圧に対応していなかったため、最新のc0ステッピング版Pentium III/Celeronに事実上対応できなかったが、今回のリビジョンではこの問題が解決されたかたちになる。

　なお、このアダプタが解決するのはコア電圧の違いのみのため、「BIOSやチップセットの問題で交換後のCPUが動作しない可能性がある」のは従来同様。

　従来モデルに付属していたCPUクーラーは付属していない。

　ロンテック扱いの製品で、日本語マニュアルが付属している。

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　全てのコネクタは円盤の側面についており、ステータスLEDを手前に見た際の奥側に6つのIEEE-1394コネクタが用意され、その右端と左端にUSBコネクタが2ポートずつ用意されている。
　正確には、ACアダプタ用コネクタとUSBのアップストリーム用コネクタも用意されているため、手前側から時計回りに「USB×2、ACアダプタ、IEEE-1394×6、USBアップストリーム、USB×2」という配列になる。

　付属のACアダプタはかなり大型。

　「台湾みやげ」だそうだ。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　いずれも背面コネクタから引きまわす形式で、専用ケーブルが付属している。

　「台湾みやげ」だそうだ。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　付属の地図ソフトは東京23区、大阪市、名古屋市、金沢市の市街地図を収録した「ゼンリン電子地図帳ZII for USB-GPS」。

[撮影協力:アイ・ツー 東京店 DOS/V専科とパソコンハウス東映]

　USBの電力のみを使用した製品で、ドライバインストールの必要はないが、PCからの制御もできない。また、ヒータのON/OFFを行うためのスイッチはUSBケーブルの途中に用意されている。消費電力は420mA。

　製品タイプは色別に「ホワイト」「ブルー」「ピンク」の3種類。

　エッセンシャルオイルはラベンダーオイル(1ml)が付属しているほか、Arvelブランドの「純正エッセンシャルオイル」として「爽やかセット」「安らぎセット」「活力セット」などがラインナップされている。