ADSLモデムとADSLスプリッタはアナログ電話併用型ADSLを利用する際に必要となる機器で、ADSLモデムがLANインターフェイス(10Base-T)とADSLインターフェイスの変換を行う機能を持ち、ADSLスプリッタが電話回線をアナログ電話用とADSLモデム用に分離する機能を持つ。なお、ADSLモデムにはルータ機能を持ったタイプもあるが、今回販売されているのはルータ機能がないタイプのため、複数台のPCを接続して使用するためには、別途「PPPoE対応」のCATV/xDSL向けルータが必要となる。
　ADSLモデムは従来、「レンタルのみ」とされていたが、2月上旬より「単品販売開始」と告知され、NTTの窓口経由などでの単体販売が始まっていた。

　唯一店頭販売を確認できた石丸電気パソコンタワーでは21日(土)現在、既に売り切れており、次回入荷予定を「ゴールデンウィーク明け」と告知して予約を受け付けている。

　なお、NTT東日本のフレッツ・ADSLサービスは、現在、申し込みから工事完了までの待ち時間が長期化しており、NTT東日本ではこの理由を「接続時に必要となる物品の不足」と説明している。

□フレッツ・ADSL（NTT東日本）
http://www.ntt-east.co.jp/flets/

[撮影協力:石丸電気パソコンタワー]