Socket 370マザーボードの新製品 2001年5月19日号

※このページにおける価格などは、Watch編集部が各ショップ店頭での表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。


【Socket 370マザーボードの新製品】
メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

Socket 370マザーボード
|SUPERMICRO P3TSSA
(i815E(B-Step),VGA,Sound,AGP Pro1,PCI5
 ,PCI/CNR1,DIMM3)
21,800USER'S SIDE本店
写真写真
写真写真
写真写真

  Bステップのi815Eチップセットを搭載したSocket 370マザーボード。
 i815シリーズのBステップは次期Pentium III対応をうたった最新バージョンで、「次期Pentium III」とは“Tualatin”こと0.13μm製造のPentium IIIを指すものと見られる。対応CPUに関してマニュアルにはPentium III 500MHz~1.26+ GHzとだけ書かれているが、SUPERMICROのWeb上には「Pentium III Tualatin Support」と明記してある。

 既存のSocket 370マザーボード「P3SSA」をベースにして開発された製品で、基板のパターンや部品実装位置など、両者はまったく同一。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

|Microstar 694D Pro2
(Dual CPU,Apollo Pro133A,AGP1,PCI4
 ,PCI/CNR1,DIMM4)
15,980ツクモパソコン本店II4F
15,980TSUKUMO eX.3F
15,980ツクモParts王国
写真写真
写真694D Pro(右)との比較

  Apollo Pro133Aチップセットを搭載したDual Socket 370マザーボード。「694D Pro」の後継モデルにあたり、新たにFC-PGA2対応をうたっているのが特徴。

 FC-PGA2とは現行0.18μmプロセス製造のPentium III 1GHzがDステップから採用する新たなパッケージ形状のことで、Pentium 4のようにCPUコア部分にアルミ製のIHS(Integrated Heat Spreader)がかぶったかたちになっている。FC-PGA2は“Tualatin”こと0.13μm製造の次期Pentium IIIでも採用することになっているが、今回の製品が“Tualatin”までサポートしているのかどうかは不明。

 今後はIEEE-1394やIDE-RAIDE機能などのオプションを搭載した「694D Pro2-I」「694D Pro2-IR」などが発売される予定。

[撮影協力:ツクモパソコン本店IITSUKUMO eX.]

|NEXCOM NEX6320
(Dual CPU,440BX,ATX,AGP1,PCI5,ISA1
 ,DIMM4)
46,800USER'S SIDE本店
49,800秋葉館Win
写真写真

 440BXチップセットを搭載したDual Socket 370マザーボード。

 工業用マザーボードなどを主力製品とするNEXCOM製マザーボードの最新モデルで、対応CPUは「Dual Celeron/Pentium III (Coppermine process) CPU」という。対応クロックは最大850MHz。

 NEXCOMではDual Ultra160 SCSI(AIC7899)やDual 10/100Base-TX LAN(i82559)、VGA(C&T 69000,2MB)などをオンボード搭載した上位モデル NEX6320Aなどもラインナップしており、秋葉館WinUSER'S SIDE本店では「予価は未定だが受発注扱いで販売予定」としている。

[撮影協力:秋葉館Win]

|Microstar MS-6368
(Apollo PLE133(VT8601A+VT82C686B)
 ,microATX,VGA,Sound,PCI3,AMR/ISA1
 ,DIMM2)
9,980ツクモパソコン本店II4F
9,980TSUKUMO eX.3F
9,980ツクモParts王国
写真写真
写真写真

  外部AGPスロット非対応のTrident製ビデオコア統合チップセット Apollo PLE133を搭載したMicrostar製マザーボード。
 フォームファクタはmicroATXで、PCIスロット3つとAMR/ISA共用スロット1つを備えている。

 マニュアルにはAMR/ISAスロットの代わりにCNRスロットを搭載した新リビジョン「PCB 2.0」に関する記述がある。

[撮影協力:TSUKUMO eX.ツクモParts王国]

|ASUS CUVL-VM
(Apollo PL133,microATX,VGA,Sound,PCI3
 ,DIMM2)
11,980TSUKUMO eX.3F
写真写真
写真写真

  詳細仕様が発表されていないVIA製ビデオ統合チップセット「Apollo PL133」を搭載したASUS製マザーボード。

 マニュアルによると、Apollo PL133は新ノースブリッジチップのVT8604と、従来からのサウスブリッジチップであるVT82C686Bを組み合わせた製品という。VIAのロードマップを確認すると「Savage 4ビデオコアを内蔵した外部AGPスロット非対応チップセット」とされており、外部AGPスロット対応のProSavage PM133の下位にあたる。
 なお、同社製の外部AGP非対応版ビデオ統合チップセットには名前の良く似た「Apollo PLE133」もラインナップされているが、こちらのビデオコアはTrident製で、ノースブリッジチップの型番はVT8601。

 初の搭載製品であるCUVL-VMは、PC100/PC133のメモリや66/100/133MHzのFSBに対応したmicroATXフォームファクタの製品で、VGA/サウンド機能をオンボード搭載している。

 基板上にはAGPスロット用の空きパターンが残されている。

□関連記事
【2000年6月9日】COMPUTEX TAIPEI 2000レポート(チップセット編、PC Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20000609/taipei14.htm

[撮影協力:TSUKUMO eX.]


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