KYRO IIは前作のKYROをベースに、製造プロセスを0.25μmから0.18μmに微細化し、動作クロックの向上などを図ったST Microelectronics製ビデオチップ。基本アーキテクチャは従来同様の「PowerVRアーキテクチャ」で、「重なり合って見えない部分」のポリゴンを事前に省き、画面を小さな「タイル」単位で描画することで、メモリ帯域を有効に利用できるというもの。描画機能としてはフルシーンアンチエリアスや8層マルチテクスチャ、Environmentalバンプマッピングなどをサポートしている。

　初登場の3D Prophet 4500は付加機能のないシンプルな構成の製品で、青色基板を採用している。

□KYRO II（STマイクロエレクトロニクス／STMicroelectronics）
http://www.st-japan.co.jp/data/press/p938p.html
http://www.us.st.com/stonline/prodpres/graphic/kyro/stkyro.htm

[撮影協力:コムサテライト3号店とCUSTOMとOVERTOP]

　TSUKUMO eX.では購入者に、GuillemotオリジナルTシャツとマウスパッド、CDケースをプレゼント中。

　基板色は青。

[撮影協力:TSUKUMO eX.とTWO-TOP秋葉原1号店]

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとT-ZONE. PC DIY SHOPとTSUKUMO eX.]

[撮影協力:クレバリー1号店とTSUKUMO eX.]

　基板デザインはSPECTRA F11とほぼ同じ。

[撮影協力:コムサテライト1号店とTSUKUMO eX.]

　今回発売されたのはPCI接続でビデオメモリ32MB/TwinView対応の「GLADIAC 511PCI」とAGP接続でビデオメモリ32MB/TV出力対応の「GLADIAC 511TV-OUT 32」の2タイプ。
　なお、GLADIAC 511PCIにはコンポジット出力用ケーブルが同梱されておらず、「登録ユーザー宛に後日送付する」などと書かれた注意書きが添付されている。GLADIAC 511TV-OUT 32については未確認。

　ELSAでは合計5モデルのGeForce2 MX400搭載ビデオカードをラインナップしており、AGP接続/ビデオメモリ32MB/DVI出力付きの「GLADIAC 511DVI」とAGP接続/ビデオメモリ64MB/TV出力付きの「GLADIAC 511TV-OUT 64」は既に発売されている。

[撮影協力:PCiN秋葉原とT-ZONE. PC DIY SHOPとTSUKUMO eX.]

[撮影協力:あきばお～参號店]

　白箱版のMX400E-64にはマニュアルなどが付属していない。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　標準装備の通常版ブラケットに加えてLowProfile PCIスロット用ブラケットが付属しており、ブラケットを交換することで「LowProfile PCIスロット対応」となる。

　LowProfileタイプのPCI版ビデオカードは珍しい。

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとOVERTOP]

[撮影協力:USER'S SIDE本店]