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24日(日)までの期間限定で、MicrostarのAMD-760 MPチップセット搭載Dual Athlon対応マザーボード「K7D Master-LR」がStormで展示されている。64bit PCI×2/32bit PCI×3/AGP Pro×1/CNR×1/DDR SDRAM×4という構成の製品で、オンボードデバイスはIDE RAIDコントローラーとLANコントローラーのみ。先に発売されたTyanのThunder K7と違ってSCSIなどのオンボードデバイスはなく、比較的シンプルなものになっている。また、電源コネクタもPentium 4対応のATX電源仕様に沿った物で、特別な対応電源は不要なようだ。これで価格が安ければ個人向けのDual Athlon対応マザーボードとして一大ブームさえ起こす可能性さえありそうだが、同店によると、まだ入荷時期や価格は未定とのこと。動作デモを見たければ、今のうちだ。なお、この製品はまだメーカー未発表のもので、SouthBridgeがなぜかシールで隠されている。 □Micro-Star International(http://www.msi.com.tw/) |
ヒートシンクを取り付ける際のコア欠け防止などの目的で、CPU表面を平滑化するためのスペーサーと呼ばれる部品がAthlon用に多数売られているが、新たに意表をつく新素材を使った製品が現れた。これまでは銅を使ったものがほとんどだが、なんと今度は紙を素材に使っているという。これはTAM & U-sanが開発し、すでに以前から発売中の、ドライアイスなどを入れて直接CPUコアを冷やことができる銅製の升「クリぬいてマス!PRO」の固定用金具「鳥居くん2!」に付属しているもので、見た目は、単に厚紙をカッターでくりぬいただけのもの。しかし、これが強力な冷却システムを使った場合には意外にも効果があるそうで、断熱性のある素材だけに、ヒートシンク側からスペーサー側へ熱が逃げず効率的に冷やせるという。製品には切り抜き済みのものが1枚と、切り抜き部分に線を引いた切り抜き前のものが2枚、計3枚ついている。これなら雑誌の付録や、マザーボードの付録にするのも簡単にできそうだ。これを扱っているCUSTOMでは、スペーサーだけの単品販売も検討しているとのこと。「鳥居くん2!」の実売価格は2,980円。なお、「鳥居くん2!」は現時点で「クリぬいてマス!PRO」とのセットのみで販売中。 □TAM & U-san(http://www.u-san.net/) |
透明パッケージ入りビデオカードでおなじみの韓国SUMAが、またユニークなパッケージを採用した。なんと、今度は煎餅や洋菓子の詰め合わせセットなどで使われるのと同じ金属製パッケージ。一部ショップでは「新機軸!弁当箱パッケージ」とうたって陳列するところもあるなど、注目度は抜群で、またしても人目をひくのに成功している。ビデオカード自体はGeForce3を搭載した最新の「PLATINUIM GeForce3」で、64MB DDRメモリを搭載、TV出力端子などを装備している。GeForce3搭載ビデオカードとしては後発であるだけに、パッケージの見た目で目立とうという戦略のようだが、見事にうまくいったようだ。ただし、この金属製パッケージは初回ロットのみの限定仕様とのこと。次回ロットがどんなパッケージになるのかは不明。実売価格は41,800円~43,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □PLATINUIM GeForce3(http://www.mcjpc.com/suma/news/gf3.htm) |
FREEWAYブランドから新しいコンセプトで設計されたマザーボード「FWD-CUPA」が登場した。ProSavage PM133チップセットを搭載した赤基板のSocket 370対応マザーボードをベースとした製品で、Media Central Bayという5インチベイ用のマルチインターフェイスアダプタとセットになっている点が新しい。Media Central Bayとは、IEEE-1394/USB/Line-in/Line-Out/Mic/ヘッドホン/PCカード/SPDIFなどのインターフェイスを集約した5インチベイ用のアダプタのこと。似たような製品は単体でも売られているが、マザーボードとセットという例は初めて。しかも、これだけ豊富なインターフェイスを持っているというのは珍しい。マザーボード上にはLANコントローラーとサウンドチップ、PCカードコントローラーなどがオンボード搭載されているほか、ビデオチップもチップセットに統合されており、まさに機能的にはなんでもあり。スピード重視というよりは、さまざまなデジタル機器とつなぐデジタルハブとしてPCを構築するための製品と言える。ちなみにこのマザーボードはDステップの最新Pentium IIIにも対応しているとのこと。実売価格は39,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □FWD-CUPA(http://www.freeway.co.jp/new/01_3/cupa-a7ka.html) |
一時下げ止まりの気配を見せたメモリ価格は、その後また値下がり傾向に戻り、史上最安値の記録更新が続いている。今週の主だった動きでは、PC133 SDRAMの512MBモデルに大きな値下がりがあり、最安値は9,280円と、ついに1万円を割り込んでしまった。先週比では2,600円安という極めて大きな値下がり幅。これで、512MBのSDRAM DIMMを2枚購入してPCを1GBメモリ容量にしてもコストは2万円に満たない状態になった。 このほか、PC100 SDRAMでも512MBは先週比3,800円安、PC2100 DDR SDRAMは3,000円安と、512MBモデルの値下がりが激しい。これは、まさにメモリのデフレ状態と言ってもよさそうだ。なお、メモリ価格変動の詳細については「メモリ最安値情報」を参照のこと。 |
今週もいろいろと新製品を発売している玄人志向は、23日(土)~24日(日)まで特別販促キャンペーンをアキバで実施中。玄人志向の製品を購入後、ショップに出没するサングラスをかけた玄人志向キャラの関係者とじゃんけん対決し、買った場合にはAthlon用オーバークロックアダプタ「PK-OCK7/EV6」がもらえ、負けてもAthlon内部倍率変更シールや玄人志向エンブレムなどがセットになった「GENJIN-KIT1」がもらえるそうだ。23日(土)には複数のショップに出没していたが、24日(日)は15時までTSUKUMO eX.に常時いるとのことなので、玄人志向製品を購入する予定のある人は、同店を狙い撃ちにするといい。なお、7月にも同様のキャンペーンを行う予定で、その際には玄人志向キャラとまったく同じサングラス+裃の姿で登場するとのこと。玄人志向は製品もユニークだが、販促キャンペーンもユニークだ。 □玄人志向(http://www.kuroutoshikou.com/) |
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