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Creativeから久々にビデオカードがデビューした。1年近いブランクを経て新たに投入してきた製品は「3D Blaster GeForce2 MX200」と「3D Blaster GeForce2 MX400」の2製品。製品名からわかる通り、GeForce2 MX200とGeForce2 MX400を搭載したAGP用ビデオカードで、いずれも32MBのビデオメモリを搭載している。これまでの同社の製品とくらべるとリテールパッケージ品としての製品内容はシンプルで、以前のように付属品が多量に入っているわけではなく、箱もずいぶんと小さくなっている。スペック的にはこれといって特徴はないが、確実なサポートを期待したいという人にはいいかも知れない。実売価格は「3D Blaster GeForce2 MX200」が7,200円~7,999円、「3D Blaster GeForce2 MX400」が10,180円~11,499円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □3D Blaster GeForce2 MX400/MX200(http://japan.creative.com/products/graphics/) |
40GBプラッタで5,400rpmの性能を持つMaxtor製IDE HDD「D540Xシリーズ」の“Maxtorバージョン”がようやく出回り始めた。同シリーズは、まず始めにMaxtorが買収したQuantumが製造したとみられる4K020H1~4K080H4という型番の外観がQuantum Fireballシリーズ似の製品が6月から流通していたが、今週からは4D060H3~4D080H4という新型番の製品が出回り始めた。この新型番の製品は、従来のMaxtor製HDDとまったく同じ外観のもので、どうやら今回のものがMaxtor本家の製造品らしい。これで当初の予想通り「K型番」のQuantumバージョンと、「D型番」のMaxtorバージョンが2種類同時に出回ることになった。これでいよいよ本格的にブランド統合がスタートすることになるようだ。「4D060H3」は60GBモデルで実売価格は16,000円~17,480円、「4D080H4」は80GBモデルで実売価格は20,900円~22,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □D540X(http://www.maxtor.com/products/diamondmax/diamondmax/default.htm#D540X) |
見た目重視のATX電源がまた増えた。過去には全体が銅のような色をした電源や、全体が金色をしている絢爛豪華な製品があったが、今週はまたさらに一歩見た目にこだわった電源が登場している。ICUTE TECHから発売された「AL-3200」「AL-4200」というアルミ素材筐体入りの電源は、高級感をだすために表面がヘアライン加工され、さらに「iCute4」というカラーのロゴまでつけられている。電源は裏方的存在のパーツで、基本的に人の目には触れないものだが、この電源は単体で“どうぞ見てください”と言わんばかりのこだわりぶりだ。「AL-4200」に限ってはさらに全体がシャンパンゴールドに色づけされているというのだから驚いてしまう。実はこのメーカー、過去にはピカチュウ風PCケースなども発売したことのあるユニークなところで、ここが作れば電源もこうなってしまう、ということらしい。どちらもPentium 4対応なので、電源の買い替えを検討している人でユニークなものを探しているのなら候補にしてみてはいかが。実売価格は320Wの「AL-3200」が7,980円、420Wの「AL-4200」が9,280円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □ALUMINUM POWER SUPPLY(http://www.casepower.com.tw/eng-2001/power/aluminum-power.htm) |
山ほど出ているIEEE-1394カードの中にあって、ひときわ注目を集めそうなのが、今週発売になったユニオンブロスの「FJ-750WP」という製品。基本的には4ピンコネクタ1つと6ピンコネクタ2つの計3ポートを備えたIEEE-1394のPCIカードなのだが、なんとAdobeのプロ用ビデオ編集ソフトPremiere 6.0が同梱され、しかも実売価格がPremiere 6.0を単体で買うより安い46,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)というからビックリ。IEEE-1394カードに同梱されるビデオ編集ソフトと言えば、ほとんどが廉価なVideo Studioと決まっているだけに、この製品内容は異彩を放つ。「DVムービー編集スペシャルバンドルパッケージ」と銘打った製品だけに、これから本格的にビデオ編集を始めようと考えている人には魅力的な製品といえそうだ。 □FJ-750WP(http://www.unionbros.com/tobe/fj_750.html) |
いよいよGigabit Ethernetカードが1万円以下になる日が近づいてきた。これまでにも、カード単体では1万円前半の製品がいくつかでてきていたが、今度はいよいよ1万円を割って一気に7,000円台にまで突入する見込みだ。ソフトアイランド秋葉原店が店頭で予告している内容によると、玄人志向の「TP83820GB-PCI32」というカードが入荷し、その予価が7,800円なのだという。チップはNational Semiconductor製を搭載しているとのこと。この価格なら、とりあえず2枚購入してクロスケーブルを使ってPeer to Peerで接続してみるという手も簡単にできるわけだ。問題はGigabit Ethernet対応のHubがどの程度まで下がるかだが、おそらく玄人志向がカードに続いてHubも出す可能性が高いので、これに期待したいところ。同店では、カードの入荷予定日を31日(金)としている。 □TP83820GB-PCI32(http://www.kuroutoshikou.com/products/network/gb-pci32fset.html) |
i845チップセットを搭載したマザーボードは何もSocket 478対応の製品だけではない。25日(土) からはMicrostarとABITから従来のPentium 4に対応したi845チップセット搭載Socket 423マザーボードも発売になっている。ABITの製品は「BW7」と「BW7-RAID」で、名前からわかるように後者はIDE RAID機能がオンボード搭載されている。実売価格は「BW7」が19,800円~23,799円、「BW7-RAID」が22,800円~26,499円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。Microstarの製品は「845 Pro」。先に出たSocket 478用の「845 Pro2」とは違い、基板の色は赤くなく緑色で、セキュリティ機能のスマートキーもついていない。また、チップセット用の冷却部品もファンありからファンなしになっている。今となっては旧型Pentium 4用となってしまったSocket 423対応マザーボードだけに、Socket 478用の製品とは力の入れ方が歴然としている。実売価格は17,800円~20,999円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □Microstar(http://www.msi.com.tw/) □ABIT(http://www.abit.com.tw/) |
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