正確な仕様はSpitfire版Mobile Duronのデータシートが公開されていないため不明だが、コア上には「D800AVS1B」というマーキングがあり、これをデスクトップ版Duronと同じ意味として解読すると「クロック800MHz/FSB 200MHzで、2次キャッシュ容量は64KB」という仕様が確認できる。
　コア電圧の「V」や温度条件の「S」はデスクトップ版Duronにはない文字だが、Mobile Athlon 4のデータシートには「V=1.4V」「S=95℃」といった記述がある。

　通常のSpitfire版Duronはコア電圧が「U」（1.6V）で温度条件は「T」（90℃）。

　対応マザーボードは不明。

□Mobile AMD Athlon 4 Processor Model 6 CPGA Data Sheet（PDF)
http://www.amd.com/us-en/assets/content_type/white_papers_and_tech_docs/24319.pdf

[撮影協力:パソコン工房秋葉原店]

　搭載メモリチップはSAMSUNGの256Mbitチップで、基板の両面に2層ずつ、合わせて36個ものメモリチップを搭載している。

　販売しているUSER'S SIDE本店によると「Tiger MPでも動作した」という。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　この「メモリ容量制限」は、マイクロソフトが公式に認めているもので「512MB以上のメモリを搭載したPCでWindows 95/98/Meを起動すると、コマンドプロンプトを新規に開くことが出来なくなったり、“メモリ不足”のエラーメッセージを出してWindowsがハングアップすることがある」というもの。

　マイクロソフトでは「ディスクキャッシュ ドライバ(Vcache)のメモリ管理方法の問題」としており、対応策として「System.ini ファイルの MaxFileCache項目を設定し、Vcacheが使用するメモリを512MB以下にする」「Winodws が使用するメモリ容量を512MB以下にする」などの手法を紹介している。

　このメモリにメルコが添付した「大容量メモリ設定ユーティリティ」は、この「メモリ容量制限」を解決するもの。具体的な処理内容は明らかにされていないが、「最大944MBまでのメモリをWindows上から利用できるようになる」（メルコ）という。

□大容量のRAMを搭載時、メモリ不足のエラーが表示される(マイクロソフトサポート情報)
http://www.microsoft.com/JAPAN/support/kb/articles/jp253/9/12.htm

[撮影協力:LAOX PC・DO SHOP]

　Apollo P4X266は、新設計のノースブリッジチップ VT8753と、Apollo Pro266などで利用されているサウスブリッジチップ VT8233（V-Link接続）などを組み合わせたVIA製チップセット。PC2100/PC1600のDDR SDRAM DIMMやPC100/PC133のSDR SDRAM DIMMに対応しており、サウスブリッジにはUltra ATA/100対応IDEインターフェイスやサウンド機能、LANインターフェイス（論理層のみ）などが統合されている。
　これまでのPentium 4用チップセットはRIMM対応(i850)、またはSDR SDRAM DIMM対応(i845)製品のみだった。

　「Intel製以外では初のPentium 4用チップセット」という特徴もあるが、Intelは「Pentium 4のバスライセンスなしにApollo P4X266を製造・販売した」などの理由でVIAを提訴、VIAは逆に「i845チップセットやIntel製CPUはVIAの特許を侵害している」として提訴し返すなどの訴訟合戦になっている。また、VIAは「このチップセットの製造元は(VIAではなく)“S3 Graphics”である」としており、これもライセンス対策の一環と見られている。（S3 Graphicsは、Intelとクロスライセンスを結んでいるSonicBlue(旧S3)とVIAとのジョイントベンチャー）
　なお、VIAではApollo P4X266のビデオ機能統合版 ProSavage P4M266も発表している。

　初の製品となったShuttle AV40はDDR SDRAMのみに対応したATXフォームファクタのマザーボード。オンボードでサウンド機能を搭載しているほか、オーバークロック向けの機能として、BIOS上からのFSB変更機能（100～132MHz/1MHz単位）やコア電圧/DDRメモリ電圧/チップセット電圧などの変更機能を備えている。

　また、姉妹モデルにはIDE-RAID機能を搭載したAV40Rがあり、OVERTOPによると「具体的な入荷日は不明だが、近日中に入荷する見こみ」という。さらに、基板上には「USB 2.0」と書かれたヘッダピンパターンも用意されているが、これに関してはマニュアルなどに記載がなく、詳細は不明。

　他のメーカーのApollo P4X266搭載製品に関しては「“すぐにも発売できる”というメーカーが複数あったが、“一番手”を避けたいためか、実際にはなかなか出荷されてこなかった」（複数ショップ）という。

□Apollo P4X266(VIA)
http://www.via.com.tw/jsp/en/products/apollo/P4X266.jsp
□関連記事
【9月10日】Intel、Pentium 4用チップセットの特許侵害でVIAを提訴(PC Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010910/intel.htm
【9月10日】VIA、特許侵害などでIntelを反訴(PC Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010910/via.htm
【8月16日】VIA製Pentium 4用チップセットP4X266速報レビュー(PC Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010816/hotrev120.htm
【9月29日】P4X266搭載マザーボードSHUTTLE AV40
　～製品版P4X266のパフォーマンスは?(PC Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010928/hotrev128.htm

[撮影協力:OVERTOPとコムサテライト3号店]

　GA-8ITXに対して追加された機能は、オンボードのIDE-RAID機能や10/100Base-TX対応LANインターフェイス、BIOS保護機能のDual BIOSなどで、このほかにサウンド機能がチップセット内蔵機能からCreative CT5880チップを使ったものに強化されているなどの違いもある。

　なお、欠品状態が続いていたGA-8ITXは多くのショップに再入荷している。価格は21,880～24,800円程度。

□関連記事
【9月8日】GA-8ITX(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010908/ni_i_m7.html#8itx

[撮影協力:エルプラザ]

　他のPentium 4用マザーボードに必ずある4ピンや6ピンの補助電源コネクタがまったく無く、それらしい基板パターンすら残されていないのが大きな特徴。

　Tyanでは「従来のPCをアップグレードする際に便利」と謳っており、利用可能な電源について「5Vを30A以上出力できるATX 2.01対応電源」と説明している。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　CPUクーラーが付属する。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原1号店]

[撮影協力:コムサテライト3号店]

[撮影協力:コムサテライト2号店]

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　対応CPUはCoppermine版Pentium III/CeleronやCyrix IIIなどで、Tualatinに関する記述はない。

　メーカーはACORP。

[撮影協力:ZOA 秋葉原本店]

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　ブラケット部にある出力コネクタは特殊な専用コネクタのみで、付属ケーブルを使って「VGAコネクタ×2」か「DVI-Dコネクタ×2」に変換する仕組み。変換先が「VGAコネクタ×2」か「DVI-Dコネクタ×2」に限られているため、たとえばVGAコネクタ＋DVIコネクタという構成では利用できないほか、TV出力にも対応していないので注意が必要。
　また、G550独自の3Dエンジン「HeadCasting Engine」に対応したソフトも付属しているが、従来モデルと同様に「日本語OSでの不具合があり、今後、修正版をWeb経由で配布予定」(infoMagic)とされている。

　VGAコネクタ×2などでのデュアルディスプレイに対応したLowProfile筐体対応ビデオカードは珍しい。

[撮影協力:高速電脳とエルプラザとコムサテライト3号店]

　DVI出力とTV出力コネクタを備えている。

[撮影協力:コムサテライト1号店]

　発売されているのは、ビデオメモリ32MBでVGA出力1系統のAE0301-184と、同じくビデオメモリ32MBでTV出力/DVI出力/セカンダリVGA出力を備えたAE0303-186、さらにビデオメモリ64MBでTV出力/セカンダリVGA出力を備えたAE0305-185の3製品。

　いずれの製品もDVD-Video再生ソフトのWinDVD2000が付属している。

[撮影協力:クレバリー1号店とWonderCity秋葉原店]

　「ATI純正のRADEON VE搭載ビデオカードとして入荷した並行輸入品」（コムサテライト3号店）だそうで、従来のATI純正製品とは基板デザイン/コネクタ構成が変更されている。具体的には従来の「VGAコネクタ＋DVIコネクタ＋S-Video端子をオンボード搭載」というスタイルが、「VGAコネクタとS-Video端子がオンボード、セカンダリVGAコネクタが追加ブラケット」というスタイルになっている。

　一般的なATI製ビデオカードとは異なり、基板裏面にATIのロゴが入っていないという特徴もある。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　付属ソフトはDVD-Video再生ソフトのWinDVD2000など。

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　対応キャプチャ形式はMPEG-2のほかMPEG-1、Video-CD、Super-VCDで、対応解像度は704×480ドット、352×240ドットの2種類のみ。ビットレートはMPEG-2が2～10Mbps（CBR/VBR両対応）、MPEG-1が1.15Mbps。

　ビデオ編集ソフトとしてサイバーリンクのPowerDirectorが付属する。

　iEPGなどの電子番組表への対応は不明。

□PixelView Video Maker（バーテックスリンク）
http://www.vertexlink.co.jp/product/multimedia/prolink/video_m/index.html
□SM2210（Stream Machine）
http://www.streammachine.com/products/products2210Frameset.html
□SAA7114H（Philips）
http://www.semiconductors.philips.com/pip/saa7114h/v1
□PowerDirector（サイバーリンク）
http://www2.cli.co.jp/products/p_director/

[撮影協力:PCiN秋葉原とコムサテライト3号店とTSUKUMO eX.]

　SAA7134HLは「現在主流のCONEXANT製ビデオキャプチャチップ FUSION 878Aと比較すると、A/Dコンバータの性能が向上して発色が良くなっているほか、720×480ドットのキャプチャ時でもキャプチャ画面をオーバーレイ表示できるようになった」（開発/発売元のエスケイネット）というもの。

　ドライバや付属ソフトもエスケイネットが独自開発したもので、インターレースのTV放送をノンインターレースのPC用ディスプレイに表示する際に発生するくし状ノイズを補正する「動き補正機能付きプログレッシブフィルター」が利用できるほか、「日本人が使いやすいGUI」を備えているという特徴もあるという。

　搭載TVチューナーはステレオ受信/FM放送対応で、タイムシフト再生や電子番組表(iEPG)にも対応している。

　付属品はLowProfile PCI用ブラケットや、ビデオ編集ソフトのUlead VideoStudio 5.0SEなど。

□SAA7134HL(Philips)
http://www.semiconductors.philips.com/pip/saa7134hl
□FUSION 878A(CONEXANT)
http://www.conexant.com/default.sph/SaServletEngine.class/Web/products/products.jsp?Type=Prod&ProdFamId=10&ProdCatId=0&ProdSubCatId=92&PartId=272

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　付属品はビデオキャプチャソフトのWinDVRやビデオ編集ソフトのVideo Studio、専用の赤外線リモコンなど。

　LowProfilePCIスロット用ブラケットが付属している。

[撮影協力:テクノハウス東映]

　「ユーザーの手によるLinux版ドライバが公開されているのが特徴」（ぷらっとホーム）で、ぷらっとホームでは4Fで店頭デモを行なっている。
　Logitechの公式な対応OSはWindows 95/98SE/Me/2000。

　ドライバの公開場所や動作条件に関しては同店まで問い合わせて欲しいとのこと。

[撮影協力:ぷらっとホーム]

　台座の操作は、接続したPCからのほかWeb経由でも行なうことが可能。また、「ズームの倍率指定やビデオキャプチャの開始／終了といったカメラ本体の操作も可能」とされているが、具体的な対応カメラについては明記されていない。

[撮影協力:ぷらっとホーム]

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　付属のブラケットがLowProfile PCIタイプに変更されている。

[撮影協力:ぷらっとホーム]

　付属ソフトはビデオ編集ソフトのUlead Video Studio SEや同社のオリジナルビデオキャプチャソフトなど。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　HDDの外観は、Maxtorが買収したQuantumのFireBallシリーズ風のデザインになっている。また、搭載するモーターはボールベアリングタイプだが、型番の異なる流体軸受けモーター搭載タイプもラインナップされている。

　なお、Ultra ATA/133対応インターフェイスカードについては、ユニティからACARD AEC-6280、AEC-6880（RAIDモデル）が10月上旬に発売される予定。

[撮影協力:OVERTOPとエルプラザ]

　従来のAtlas 10K IIシリーズと比べると、1プラッタ容量や平均転送速度が向上しているのが特徴で、1プラッタ容量は従来の6.1～7.3GBが18.4GBに、平均転送速度は従来の24～40MB/sが32～55MB/sに、それぞれ強化されている。平均シーク速度は4.5ms(読み取り時)で、バッファ容量は8MB。

　「Ultra320 SCSI対応HDD」として発表された製品だが、現在BLESS ストレージ館が販売しているのは「Ultra160 SCSI対応タイプ」（同店）で、Ultra320 SCSIには非対応。

　HDD上の型番ラベルには旧Quantumのロゴがある。

[撮影協力:BLESS ストレージ館]

　容量は18.4GBと36.9GBの2モデルで、それぞれに68ピンコネクタ、SCAコネクタ（80ピン）の2タイプが用意されている。

　バッファ容量は4MBで、平均シークタイムは5.2ms。フォーマット時の内部転送速度は最大63.2MB/sec。

[撮影協力:BLESS ストレージ館とUSER'S SIDE本店]

　DVD+RWは、DVD Forum提唱のDVD-RやDVD-RWとは異なる規格で、ソニー、リコー、HP、ヤマハ、三菱化学、フィリップス、DELLなどが参加する「DVD+RW Alliance」が提唱するもの。メディア1枚あたりの容量は4.7GBで、記録したDVD+RWメディアは一般のDVD-ROMドライブやDVDプレイヤーで読み込み可能。

　初の製品となったリコー MP5120Aは、このDVD+RWのほかにCD-R/RWにも対応している製品で、書き込み速度はDVD+RWが2.4倍速、CD-Rが12倍速、CD-RWが10倍速。CD-R/RW記録時にはバッファアンダーランエラー防止技術のJustLinkも利用可能。バッファ容量は2MB。
　接続インターフェイスはATAPI。

　付属ソフトは、DVD-VideoオーサリングソフトのMyDVD、ビデオ編集ソフトのMotionDV STUDIO、DVD/CDライティングソフトのB's Recorder GOLD、DVD/CDパケットライトソフトのB's CLiPなど。

　専用のDVD+RWメディアはパッケージに1枚付属しているほか、A＆A（ブロックE2-(b1)）やNetworkセンター秋葉原店、パソコンハウス東映、T-ZONE. PC DIY SHOP、ツクモParts王国(DVD+RWドライブ1台につき5枚限定)などが店頭販売を開始している。価格は1枚1,100～1,680円、5枚5,200～8,400円程度。

□関連記事
【9月26日】ようやく登場 DVD+RWドライブ「リコー MP5120A」後発フォーマットは世界を獲れるか!?(AV Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20010926/zooma28.htm
□DVD Forum
http://www.dvdforum.org/forum.shtml
□DVD+RW Alliance
http://www.dvdrw.com/

[撮影協力:コムサテライト3号店とパソコンハウス東映]

　付属ソフトは、DVDオーサリングソフトのDVDit! LEやDVD-Video再生ソフトのWinDVD 3.0、ビデオ編集ソフトのMotionDV STUDIO 3.0J LEなど。

[撮影協力:LAOX PC・DO SHOPとTSUKUMO eX.]

　発売されているのは、内蔵ATAPIモデルのDVR-A03-Jと外付けSCSIモデルのDVR-S303の2タイプ。ATAPIモデルのドライブユニットは、既にロジテックやエスティートレードから発売されていたDVR-103だが、外付けSCSIモデルのドライブユニットは単品での発売例が無い「SCSI接続のドライブユニット」を使ったもの。SCSI-ATAPI変換アダプタは利用されていない。

　なお、DVR-S303は「業務用の製品」として販売されているが、対応規格はあくまでも一般向けの「DVD-R for General」でDVD-Rマスタリング向けの「DVD-R for Authoring」ではない点には要注意。

　付属ソフトはDVD-Video再生ソフトのPowerDVDや、DVDライティングソフトのPrimoDVD、DVDオーサリングソフトのDVDit! SEなど。

□関連記事
【8月23日】パイオニアのSCSI対応外付けDVD-RWドライブ「DVR-S303」を試す(PC Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010823/hot160.htm

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

　三洋電機製/玄人志向ブランドの製品で、ドライブ背面には、USBコネクタのほか、一般的な4ピン電源コネクタや丸型5ピン仕様の電源コネクタ、電源スイッチ、オーディオコネクタなどを備えている。
　なお、この4ピン電源コネクタは透明なテープで塞がれているが「テープを剥がして電源コネクタを使用しても保証の範囲内」（玄人志向）とのこと。バスパワー動作には対応していない。

　ドライブ性能は、CD-R書き込みが24倍速、CD-RW書き換えが10倍速、CD-ROM読み込みが40倍速（いずれも最大速度）で、バッファーアンダーランエラー防止技術のBURN-Proofを搭載している。製品内容はドライブ本体のみで、ライティングソフトやケーブルなどは付属していない。

　本体にUSBコネクタが直付けされた内蔵用CD-R/RWドライブはこれが初めて。

□CRD-BP1500U（三洋電機）
http://www.sannet.ne.jp/BURN-Proof/product-j/bp1500u-j.html

[撮影協力:TSUKUMO eX.とコムサテライト3号店]

　独自のマウンタを使って薄型8倍速CD-RWドライブ(ATAPI)と通常サイズの2モードFDDを一体化した製品で、薄型CD-RWドライブの特殊なIDEコネクタは通常サイズのIDEコネクタに変換されている。
　搭載ドライブはCD-RWドライブがJustLink対応のTEAC CD-W28Eで、FDDはPanasonic製の2モードタイプ。

　CD-RWドライブにはマスター/スレーブ切替のジャンパピンが見当たらず、PCiN秋葉原がテストした限りでは「1本のIDEケーブルにこのドライブ1台を接続した時のみ、マスター側ドライブとして正常動作を確認できた」という。

　同種の製品としては、CD-ROM/FDDの複合ドライブ「AF-024W/B」やフレームのみの「AF-001W/B」などが発売されている。

　書き込みソフトとしてB's Recorder GOLDが付属している。

□関連記事
【6月30日】AF-024W/B、AF-001W/B（今週見つけた新製品）
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010630/ni_i_dd.html#af024

[撮影協力:PCiN秋葉原と高速電脳]

　ベゼルカラーは銀色と灰色の2種類で、CD-R/RWドライブ、FDDともに前面にWinDyロゴの「W」マークがプリントされている。

□A3N4（ソルダム）
http://www.soldam.co.jp/case/limited/n4/
□MT-PRO1100 Plus N4(ソルダム)
http://www.soldam.co.jp/case/limited/n4/1100/

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

　対応規格は無線LANがIEEE802.11b、有線LANが10/100Base-TXで、有線LANポートはWAN側ポートとしても利用できる。また、シリアルコネクタが用意されているのも特徴で、このコネクタにTAやモデムを接続することでダイアルアップルータとしても利用可能。
　対応プロトコルはPPPoAとPPPoE。

　対応が謳われているADSLモデムは現在4製品で、NTT西日本 ADSLモデム-SUとメルコ IGM-U 15600C、NEC Aterm DM20U、Creative Broadband Blaster7410C。

[撮影協力:Networkセンター秋葉原店]

　このファンは、四角柱中央にあるモーターが四角柱両端の2つのファンを回転させる構造で、両端から吸い込まれた風がヒートシンクに流れるしくみになっている。ファン回転数などは不明。

　材質は「銅」（ElanVital）で、表面処理にムラがあるため、色合いが個々の製品で異なっているという特徴がある。

[撮影協力:CUSTOM]

　付属品は、CPUとの間に挟んで使う銅製バッファ板やシリコングリスなど。

　クーラー自体は「ファンレス」だが、ケース内に通風があることを前提とした製品で、製品情報ページには通風量別の性能値が掲載されている。ただし、具体的な対応クロックに関する記述はない。

[撮影協力:CUSTOM]

　このアダプタを利用することで、標準のファンを8cm角ファンに交換することが可能となる。

[撮影協力:高速電脳]

　既存製品のH300Aをベースに電源を強化、奥行きを延長した製品で、USBとサウンド入出力の前面コネクタ（別売）を設置できるのも従来同様。
　拡張スロットはLowProfile専用タイプ。

　前面コネクタキットはH300Aと共通で、コムサテライト2号店などが販売中。価格は1,800円ほど。

□H300A（AOpen）
http://www.aopen.co.jp/products/housing/h300a.htm

[撮影協力:コムサテライト2号店とOVERTOPとコムサテライト3号店]

　このほかの特徴はTB-2000とほぼ同じで、Pentium 4対応の450W電源を搭載している点や、CD-ROMドライブなどのフロントベゼル塗装サービスがある点も従来同様。

　フェイスではケース単品で販売しているほか、同社オリジナルPC「INSPIRE」「Seed」シリーズのケースとしても利用できると告知している。

[撮影協力:フェイス]

　ダウンストリームのUSBコネクタは左右両側面に2ポートずつの計4ポートで、アップストリームのUSBコネクタ（数cmのケーブル付き）もカード内に格納可能。

　なお、あくまでも「PCカードスロットに格納できる」だけの製品で、PCカードスロットに差し込んだまま使用したり、PCカードスロットの電力で動作することはできない。

[撮影協力:Networkセンター秋葉原店]