水冷キット内蔵のPCケースがデモ中、KOOLANCE製で予価は約4万
ケース上部に温度などを表示するLEDパネルと大型の吸排気ファンが一体化したユニットを備え、“いかにも”といった雰囲気を漂わすデザインがなんとも印象的だ。さぞやケース内部もカオスの様相を呈しているのだろうと思いきや、意外にもすっきりまとまっており、上部にラジエータと下部に冷却液用の容器があるのが目に入る程度。これなら、マザーボードやドライブなどの取り付けに苦労するといったことはなさそうだ。ちなみに、電源ユニットは搭載していないので別途購入する必要がある。
「PC2-C」は、標準ではCPUの冷却ヘッドのみが同梱されており、ビデオチップ/チップセット用クーラー(予価2,980円)やHDDクーラー(同4,980円)といったオプションを別途購入すれば、これらのパーツも同時に冷却することができるようになる。また、予備CPUクーラー(同2,980円)も用意されているので、デュアルCPUマシンをこの「PC2-C」で自作するというのもアリだろう。
季節が秋から冬へと向かいつつある中、若干季節はずれの製品という気もしなくはないが、豊富なオプションパーツを利用することで究極の水冷マシンが手軽に自作できるこの「PC2-C」は、オーバークロッカーなどの注目を集める存在になるかもしれない。
上部に備える大型の吸排気ファンなど、見た目のインパクトもかなりのものがあるので、この週末に一度その目で展示品を確かめてみてはどうだろうか。なお、デモ機ではCPU用の水冷ヘッドだけが現在とりつけられているが、今後はHDD用やビデオチップ用のものも順次とりつけていく予定とのこと。
□PC2-C(KOOLANCE)
http://koolance.com/products/pc2/
(KOOLANCE PC2-C) |
[撮影協力:フェイス]
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