すでに発売されているSPECTRA F11 PE32に、SPECTRAシリーズのオプションであるSSHモジュールの新製品、SSH Type-Cを搭載することでビデオキャプチャ機能を付加した製品で、ビデオカードとしての描画性能はSPECTRA F11 PE32と同じ。SSH Type-CはデコーダチップにCONEXANTのBt829Bを搭載している。

　ビデオキャプチャ機能はMEDIACRUISE（AVI）やWinCoder（MPEG-1/2）といったソフトウェアで行なうソフトエンコードタイプで、キャプチャ可能な最大画面サイズは640ドット×480ドット。そのほかの付属ソフトは、動画編集ソフトのWinProducerと静止画キャプチャソフトのV-Shotなど。

　なお、SSH Type-Cも今週新たに単品発売されており、既存のSPECTRAシリーズ（一部モデルのみ）と組み合わせることで、この製品と同等のビデオキャプチャ機能が利用できるようになる。

　このほか、12月には外付けタイプのTVチューナーユニット「TV Tuner Unit（仮称）」もオプションとして発売される予定。

□SSH Type-C（カノープス）
http://www.canopus.co.jp/catalog/sp-op/ssh-c.htm

□Bt829B(CONEXANT)
http://www.conexant.com/default.sph/SaServletEngine.class/Web/products/products.jsp?Type=Prod&ProdFamId=10&ProdCatId=0&ProdSubCatId=92&PartId=402

[撮影協力:SuperCOMとTSUKUMO eX.]

　Guillemotの製品で、DVI出力機能やTV出力機能を備えている。ビデオメモリは64MBのDDRメモリ。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　TV出力機能の有無で2タイプがラインナップされている。

[撮影協力:コムサテライト2号店とTSUKUMO eX.]

[撮影協力:コムサテライト2号店]

　日本語マニュアル/国内保証付き。

[撮影協力:WonderCity秋葉原店]

　実売価格は約25,000円で、下位チップであるGeForce3 Ti200搭載製品と同価格帯。

　ビデオメモリは64MBのDDRメモリで、DVI出力とTV出力機能を備えている。日本語マニュアルや国内保証もついている。

[撮影協力:WonderCity秋葉原店とクレバリー1号店]

　10月中旬から店頭販売されていたメモリクロック250MHzの「RADEON 8500ビデオチップ」は、10月29日にATIが発表した廉価版「RADEON 8500LE」であることが判明しており、「（RADON 8500LEではなく）RADEON 8500ビデオチップを搭載している」と間違いなく言い切れる製品はこれが初めてということになる。

　RADEON 8500のメモリクロックは公式発表どおりの275MHzになっているが、カード自体はこれまでに登場しているRADEON 8500LEととくに違いはなく、ビデオメモリにHynix製チップ（HY5DV641622AT-36）を搭載する点や、VGA、DVI-I、S-Videoといった出力コネクタを備える点などに変わりはない。

　付属品は英語版マニュアルやDVI-VGA変換コネクタ、S-Videoケーブル、ドライバCD-ROM、ゲームCD-ROMなど。

□RADEON 8500LEのニュースリリース
http://www.ati.com/na/pages/corporate/press/2001/4424.html

□関連記事
【10月20日】GeForceシリーズの強敵？ATIの最新「RADEON 8500」がデビュー
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011020/radeon8500.html

[撮影協力:CUSTOM]

　動作クロックに関する記述は特にない。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　販売しているStormでは「搭載しているビデオチップは、動作クロック250MHzのRADEON 8500LEである可能性が高い」として、このビデオカードを「RADEON 8500LE搭載ビデオカード」として販売している。

　付属品はDVD-Video再生ソフトやDVI-VGA変換アダプタ、TV出力用ケーブルなど。

[撮影協力:Storm]

　ビデオメモリが64MBのDDRメモリである点やDVI出力/TV出力機能を備えている点は他のRADEON 7500搭載製品と同様。

　Webサイトの製品情報によると「165MHzのTMDSトランスミッタを搭載し、1,600×1,200ドットでのDVI出力が可能」という。

[撮影協力:OVERTOP]

　これまで出回っていた英語版リテールパッケージは並行輸入品のみだった。

　新シリーズのRADEONを搭載した正規代理店扱いの純正リテールパッケージはこれが初登場。

[撮影協力:エルプラザ]

　販売を確認したのは、正規代理店であるASK扱いの英語版で、国内保証などがついたもの。

　新シリーズのRADEONを搭載した正規代理店扱いの純正リテールパッケージはこれが初登場。

[撮影協力:クレバリー1号店]

[撮影協力:DOS/Vパラダイス秋葉原本店]

　ビデオカードとしての仕様には変化が無く、VGAコネクタ×2によるデュアルディスプレイに対応しているのも従来同様。ビデオメモリは32MBのDDRメモリ。

　MillenniumTVケーブル/DVDKitはMillennium G450/G550シリーズ全般に使用可能。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとコムサテライト3号店]

　デュアルディスプレイ用VGAコネクタやTV出力機能を備えている。

[撮影協力:ツクモParts王国とTSUKUMO eX.]

　製品構成は、同社の3Dトランジションエフェクトソフト DVXPLODE Professionalと、GeForce2 MX搭載ビデオカードのSPECTRA F11の2つがセットになったもの。DVXPLODE Professionalは、同社のビデオ編集ソフトのRexEdit、RaptorEditなどのほか、Adobe PremiereやUlead MediaStudio Proのプラグインとして動作させることも可能になっている。

　12月には、SPECTRA 8400/8800/F11シリーズ/X20のユーザー向けに、SPECTRA F11が付属しないソフトウェアモデル（型番：DVXPLODE-PRO）も発売される。

[撮影協力:USER'S SIDE本店とTSUKUMO eX.]

　ビデオキャプチャ機能はMEDIACRUISE（AVI）やWinCoder（MPEG-1/2）といったソフトウェアで行なうソフトエンコードタイプで、キャプチャ可能な最大画面サイズは640ドット×480ドット。そのほか、動画編集ソフトのWinProducerなどが付属する。

　対応するビデオカードは、SPECTRA X21、SPECTRA X20、SPECTRA 8800、SPECTRA 8400、SPECTRA 7400DDR、SPECTRA F11、SPECTRA F11 PE32。

　搭載しているビデオキャプチャチップはCONEXANT Bt829B。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]