本体には各ポートの動作状態を示すLED（正常時は緑色に、過電流時はオレンジ色にそれぞれ点灯）を備えているが、接続した機器がUSB 2.0/1.1のどちらであるかなどを識別する機構は持っていない。

　また、ハブ本体はバスパワー方式には対応しておらず、使用時は付属のACアダプタによる給電が必要となる。

　搭載しているUSBハブチップはNEC μPD720110A。

　カラーはシルバー(SV)とバイオレット(VI)の2タイプ。

　なお、ほぼ同時に発売されたエレコムブランドのUSB 2.0対応ハブ U2H-C4SID/SGT/SSVには「USB 2.0対応ハブ用ドライバ」に関する記載があるが、この製品にはそれらに関する記載は無く、特にドライバ類も付属していない。

[撮影協力:CUSTOMとコムサテライト3号店]

　Justy製品と異なる特徴として、パッケージに「USB 2.0対応ハブとして利用するためには、“USB 2.0対応ハブのドライバ”が必要」と明記されている点がある。USB 2.0対応ハブのドライバはこの製品には添付されておらず、パッケージによると「USB 2.0インターフェイスカードに添付されている場合もある」という。USB 2.0対応ハブのドライバが利用できない場合は、USB 1.1対応ハブとしてのみ使用可能。
　なお、同社製のUSB 2.0インターフェイスカード U2I-5Pにはこの「USB 2.0対応ハブのドライバ」が含まれていないそうで、同社では今後公開するWindows 98/Me用のアップデート版ドライバに同梱して配布する予定という。

　カラーはインディゴブルー(SID)、グラファイト（SGT）、シルバー（SSV）の3タイプ。

□「U2H-C4S」シリーズ　現在わかっている問題や制限
http://www.elecom.co.jp/support/peripheral/info/usb2/u2hc4slimit.html
□USB 2.0デバイス情報（エレコム）
http://www.elecom.co.jp/support/peripheral/info/usb2/usb2info.html
□U2I-5P（エレコム）
http://www2.elecom.co.jp/shohin/U2I-5P.html

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　USBコネクタ延長ケーブル付き。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　既に販売されている「手動調整対応電源」EG365P-VE(FCA)/EG465P-VE(FCA)のバリエーションモデルで、回転数の調整方法が従来の「電源ユニット外に引き出された可変抵抗を調整する」タイプから、「電源ユニット背面に用意されたつまみを回す」タイプに変更されている。調整範囲は1,500～3,000rpmで、調整できるのは2ヶ所あるファンのうちの背面側のみ。

　電源ユニットとしての仕様は「FCA」タイプとほぼ同じで、Pentium 4に対応しているのも共通の特徴。

　「FCA」タイプでは青色だった筐体色は、通常の筐体色に戻されている。

□関連記事
【8月25日】EG365P-VE(FCA)/EG465P-VE(FCA)（今週見つけた新製品）
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010825/ni_i_zz.html#eg365pv

[撮影協力:USER'S SIDE本店とTSUKUMO eX.]

　この「セキュリティ機能」は付属ソフトを併用して実現したもので、「不正アクセスがあった場合や、IDや暗証番号の誤入力が10回繰り返された場合にデータを自動消去する機能があるという。

　2ポートUSBハブが付属する。

[撮影協力:若松通商]