既に発売されている40GB/60GB/80GBモデルのバリエーションモデルで、販売ショップによると「流体軸受けモーターを採用しているタイプ」という。

[撮影協力:パソコン工房秋葉原店]

　このシリーズの流体軸受けモーター採用タイプは20GBモデルに続いて2製品目。

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[撮影協力:BLESS 秋葉原本店]

　同シリーズ中で最大容量の40GBモデル IC25N040ATCS04は既に発売されている。

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　マッハSCSI40は、50ピンコネクタを利用するUltra SCSI(20MB/s)をベースとした技術で、クロック信号の立ち上がりと立ち下がりの双方に同期してデータ通信を行なうもの。最大転送速度はUltra Wide SCSIと同じ40MB/sで、Ultra SCSI機器と混在して利用することもできるという。
　「立ち上がり/立ち下がりの双方に同期してデータ転送を行なう」という点ではUltra2 SCSI(80MB/s)と良く似ている。

　初の対応製品として発売されたDSCシリーズは、一般的なUltra SCSI対応HDDとしても利用可能な製品で、マッハSCSI40対応インターフェイスカードと併用することで「マッハSCSI40対応HDD」として利用可能。マッハSCSI40対応インターフェイスカードとしては、昨年11月に発売されたPCIタイプのIFC-USLP(実売価格5,000円前後)や、新たに発売されたPCカードタイプのIFC-USCB2がメルコ製品として挙げられている。また、HDDに添付されているドライバを利用することでアイ・オー・データのSC-NBDシリーズや、ロジテックのLHA-600Uシリーズ、LHA-600UL、LHA-600Sシリーズ、LPM-SCSI3EHなども「マッハSCSI40対応インターフェイスカード」として利用できるという。

　HDDとしての性能は「シーク時間が11ms」などとされているのみで、回転速度や転送速度、バッファ容量などは不明。

　メルコでは「IEEE-1394インターフェイスなどが利用できないWindows 95搭載PCなどに最適」としている。

□IFC-USLP(メルコ)
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/new/2000/37_3.html

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　筐体は金属を曲げ加工して作ったもので、前面にアクセスLEDとSCSI-ID変更スイッチを備えている。

　IDE - SCSI変換チップは株式会社ワークビットのCATS-3で、同社のSCSIコントローラ NinjaSCSI-32UDEを搭載したSCSIカードと組み合わせることで、転送速度がUltra SCSIの倍（40MB/s）になる「UltraSCSIDDR」モードで動作する。同チップを搭載していることが確認されているSCSIカードとしてはロジテック LHA-600Uなどがある。

　なお、似たような「2倍速Ultra SCSI」をうたう技術にはメルコの「マッハSCSI40」があり、LHA-600UはマッハSCSI40にも対応していることが明らかにされている。

□CATS-3（ワークビット）
http://www.workbit.co.jp/ts/z_cats3.html
□NinjaSCSI-32UDE(ワークビット)
http://www.workbit.co.jp/ts/z_njscsi32ude.html

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[撮影協力:エルプラザとPS/PLAZA WAKAMATSU]

　デザインは、内部のシールド板が透けて見えるユニークなもの。

[撮影協力:コムサテライト3号店]