動作テストを行なったフロンティア神代 東京秋葉原店によると、TVチューナーは国内のステレオ放送に対応しているタイプで、ビデオチップのクロックはコア230MHz、メモリ190MHzという。

　そのほかの特徴は、ALL-IN-WONDERシリーズとしては始めてIEEE-1394インターフェイスを備えている点と、電波式のリモコンが付属するようになった点など。

　IEEE-1394ポートは、カード本体のブラケット部のほかS-Video入力端子やサウンド入力端子などを利用するための外付けコネクタボックスにも装備されている。

　リモコン用の受信ユニットはPCのUSBポートに接続する方式で、リモコンでは付属のTV試聴／録画ソフトやDVDプレイヤーなどの操作のほか、Windowsのカーソル操作なども可能になっている。

　なお、ブラケット部に備えているのはTVアンテナ用コネクタ、DVI-Iコネクタ、外付けコネクタボックス接続コネクタ、IEEE-1394ポートの4つで、アナログモニタに接続する際は付属のDVI－VGA変換アダプタを使用する必要がある。

[撮影協力:ツクモParts王国と興隆商事]

　ビデオメモリは64MBのDDRメモリで、DVI出力とTV出力を備えている。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

　ビデオメモリは64MBのDDRメモリで、TV出力機能を備えている。

[撮影協力:コムサテライト1号店とコムサテライト3号店とパソコンハウス東映]

　搭載ビデオメモリは64MBのDDRメモリで、DVI出力とTV出力機能を備えている。

　搭載ファンには同社ロゴの「A」の字にあたる部分がプリントされている。

[撮影協力:WonderCity秋葉原店とTSUKUMO eX.]

　TRIPLEXというメーカーの製品で、マニュアルによると「基板も配線も全て銀にすることで、高い安定性や高い耐熱性、長寿命などを実現した」という。また、「銅配線の基板よりも伝導性が高く、パフォーマンスも改善している」といった記述もある。

　外箱には「日本語マニュアル付き」などと書かれたアイル株式会社のシールが貼られているが、実際には「アイルとは無関係に輸入した製品」（TWO-TOP秋葉原1号店）だそうで、アイルの保証はつかないとのこと。ツートップによる保証は通常どおり受けられる。

　TRIPLEXでは、GeForce2 MX400やGeForce2 MX200を搭載した「銀ビデオカード」や、銀色基板のサウンドカードなどもラインナップしている。

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原1号店]