同社の静音電源「静」の370Wモデルを搭載している点と、合計6個もの8cmファンを搭載している点が性能上の特徴。ファンの設置箇所は前面/背面が各2個で、上面と側面が各1個。

　USBコネクタ×4と音声入出力の前面コネクタが用意されているのも特徴。USBコネクタは背面引き回しタイプ×2とマザーボード直結タイプ×2の2組に分けられており、コネクタ部品もそれぞれ配色の違うものが利用されている。

　デザイン面での特徴は前面パネルにアクリル板がはめ込まれている点で、本体色（シルバー(S)/ブラック(B)）とアクリル板の色（クリア(C)/青色(B)/緑色(G)）の組み合わせで6つのカラーバリエーションモデルが用意されている。モデル名は本体とアクリル板の色を各1文字で示すしくみで、「本体：シルバー＋アクリル板：クリア」なら「SC」、「本体：ブラック＋アクリル板：緑」なら「BG」という具合になる。

　12日(土)の時点で店頭販売を確認できたモデルはシルバー＋クリアの「SC」とブラック＋クリアの「BC」の2種類のみ。このほかのモデルに関しては、シルバー＋青の「SB」が13日(日)からCUSTOMで在庫販売されることを除くと、いずれも受発注扱いになるという。価格は、いずれのショップも在庫モデルと同じ価格になるそうだ。

　ケース自体の構造はAMO扱いの電源無しモデル SF201-01や、ツクモオリジナルの420W電源搭載モデル AL201/420Wと良く似ている。

□関連記事
【2001年12月8日】SF201-01(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011208/ni_i_cs.html#sf20101
【2001年12月28日】AL201/420W(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011228/ni_i_cs.html#kxk

[撮影協力:DOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館とCUSTOM]

　このほかの特徴は既存モデルと同様で、前面USBコネクタ(ヘッダピン接続タイプ)/IEEE-1394コネクタ(背面コネクタ引き回しタイプ)を搭載しているのは従来どおり。

□関連記事
【2001年10月20日】AL-999USB/C(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011020/ni_i_cs.html#al999usbc
【2001年8月17日】AL-999/333W+USB(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010817/ni_i_cs.html

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　ドライブベイやブラケット部分には、ネジを使わずに拡張カードなどを固定できる青色のプラスティック製パーツが採用されている。

　前面コネクタはUSB×2とIEEE-1394×1で、いずれもヘッダピン直結タイプ。

[撮影協力:高速電脳]

　ドライブベイやブラケット部分には、ネジを使わずに固定ができる青色のプラスティック製固定パーツが採用されている。

　前面コネクタはUSB×2でヘッダピン直結タイプ。

[撮影協力:高速電脳]

　昨年末に発売されたHISTON TP-A4G-320とほぼ同じ構造の製品で、5インチベイ用機器の固定方法が「付属のレール状パーツを機器に取り付け、レール状パーツをサイドパネルの突起に引っ掛けて固定する」となっている点も同じ。

　機能上の相違点はUSB/IEEE-1394/サウンド入出力の前面コネクタ（ヘッダピン接続式）が用意されている点と、電源容量が320Wから370Wに強化されている点など。このほか、前面パネルのデザインも変更されている。

　搭載電源はTOPOWER製。

□関連記事
【2001年12月22日】TP-A4G-320(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011222/ni_i_cs.html#case

[撮影協力:パソコンCityパーツ館]

　搭載している前面コネクタはUSB×2で、ヘッダピン直結方式。

　カラーはグレイ(TK-8200-GY)とアイボリー(TK-8200-IV)の2タイプで、Justyでは「玩具のお城をイメージしたデザイン」と説明している。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]