1月21日(月)の正式発表から10日ほどが過ぎ、AMDのローエンド向けCPUの最上位モデルDuron 1.3GHzがアキバでデビューを飾った。今回登場したのはバルク品で、実売価格は12,499円~13,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。CPUコアには従来モデルと同じMorganを採用しており、ハードウェアデータプリフェッチや3DNow! Professionalなどの拡張機能を搭載するほか、FSB 200MHz、2次キャッシュ容量64KB、動作電圧1.75Vといった仕様もこれまでどおりだ。デビュー直後ということもあり従来モデルに比べると若干割高だが、直接のライバルとなるであろうCeleron 1.30GHzより安価となっているのは注目すべき点かもしれない。 □Duron(http://www3pub.amd.com/japan/products/cpg/duron/) |
箱パッケージのデザインがATIの純正品にそっくりなRADEON 7500搭載ビデオカード「RV200」を発売したばかりのJetwayが、今度は箱のサイズまでそっくり似せたRADEON 8500搭載ビデオカード「R200」を発売した。表面中央部のイラストが若干異なる程度で(純正はドクロ、Jetway版は一角獣)、箱パッケージのデザインが純正品とよく似ているのは今回も同様、そして今回はさらに箱のサイズまで純正品とほぼ同じという凝りようで、パッと見では純正品と区別が付かないほどの“出来栄え”となっている。もっとも、イラストの違いに加え、純正品にはある「BUILT BY ATi」の文字がJetway版にはないこともあり、よく見れば判別は可能だ。実売価格が純正品の価格相場から1万円ほど安い27,300円~27,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)で、ビデオカード本体も純正品と同様に275MHz動作のRADEON 8500ビデオチップを搭載していることから、ブランドを気にしない人にはお買い得品であることは確かだ。 □R200(http://www.jetway.com.tw/evisn/product/vga/r200/rv200.htm) |
SiS745搭載のMSI製Socket Aマザーボード「745 Ultra(MS-6561)」のサンプル品展示がTSUKUMO eX.でスタートしている。赤色基板を採用し、搭載スロットがAGP×1、PCI×4、PCI/CNR×1、DDR SDRAM対応DIMM×3となっているほか、オンボードデバイスとしてIEEE-1394コントローラを装備するという特徴を持つ。同店では発売時期や価格は未定としているが、SiS745はすでに量産とサンプル出荷が始まっており、Eliteから「K7S6A」が発売になったこともあわせて考えれば、こちらの発売ももう間近とみられる。サンプル品はチップセット上にヒートシンクが取り付けられておらず、チップセット表面が剥き出しの状態で展示されているので、この機会に一度SiS745チップを直接見ておくというのもよいかもしれない。 □SiS745(http://www.sis.com/products/chipsets/oa/socketa/745.htm) |
Hyper-Threadingテクノロジー搭載で一躍注目を集めているPrestoniaコアXeonだが、まだまだ肝心なマザーボードの選択肢が少ないというのが実情。しかし、2月初旬には新たな注目株として、Iwillから「DP400」というSocket 603を2つ搭載したDual Xeonマザーボードが出ることになっている。今週からT-ZONE. PC DIY SHOPやTSUKUMO eX.、高速電脳などでサンプル品とカタログの展示が始っており、一部では予価も表示されている。この製品はi860チップセットを搭載し、拡張スロットが64bit PCI×2/32bit PCI×3/AGP Pro×1/RIMM×4という構成で、オンボードでサウンドとLANも載っているサーバー/ワークステーション用のマザーボード。カタログにわざわざHyper-Threadingの効果をアピールするかのように、OSのパフォーマンスメーターでCPUが4つ出ている画面を大きく載せているところが印象的。予価は専用430W電源付きで84,799円(TSUKUMO eX.)。
□DP400(http://www.iwill.net/products/spec.asp?ModelName=DP400%20%20&SupportID=) |
「Pandora Plus」「Polo T」といった人気自作PCキットを擁する星野金属から、また新たな注目の小型PC自作キット「Paradox」が近々出る。TSUKUMO eX.やT-ZONE. PC DIY SHOP、ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館でサンプル展示が始まったもので、予価の告知も同時に始まっている。「Paradox」はPentium 4対応のPC自作キットで、フォームファクタはPC自作キットとしては同社初というmicroATX仕様。マザーボードには、VGA出力やサウンド、10Base-T/100Base-TX対応LANなどの機能を備えたSiS650チップセット搭載ASUS製Socket 478マザーボード「P4S333-VM」を採用している。TSUKUMO eX.での予価は、Paradox P420 B(ブラック)が53,800円、Paradox P410 SM(シルバーメタリック)が56,800円、Paradox P400 WPM(ホワイトパールマイカ)が58,800円で、発売予定日は2月7日(木)とのこと。小型のPentium 4搭載PCを自作したいという人は要チェックの製品だ。 □Paradox(http://www.soldam.co.jp/barebone/paradox/) |
2月22日(金)の国内発売を間近に控えたマイクロソフト初の家庭用ゲーム機「Xbox」の実機による店頭デモと予約の受け付けが、ゲーム機を扱うアキバの各ショップで一斉にスタートしている。店頭デモでは、本体と同時発売されるカプコンの「幻魔 鬼武者」やテクモの「DEAD OR ALIVE 3」といった注目タイトルを、実際にコントローラを手にしてプレイできるようになっており、周囲は常にプレイヤーとギャラリーで賑わいを見せている。土日や休日は混雑が予想されるが、発売前にXboxの性能や、本体、コントローラの質感を確認しておくにはよい機会なので、購入を予定している人、あるいは迷っているという人は一度アキバまで足を運んで、実際に体験してみてはどうだろうか。 □Xbox(http://xbox.jp/) |
アキバの中央通りに位置するランドマーク的存在でもあるT-ZONE.本店が、店舗を全面改装し、2月8日(金)にリニューアルオープンすることが明らかとなった。リニューアルの主軸は「PC DIYフロアの大幅拡大とアニメ関連商品の取り扱いを開始」というもので、これまで8階にあったPCパーツフロアを4階に移動して売場面積を拡大する一方、1階では美少女アニメ・ゲーム関連製品やアダルトDVDなどを販売するという、現在のアキバのトレンドに則した“積極的”な店舗内容となっている。また、8日(金)から17日(日)までの期間はリニューアルセールを実施するとのことなので、こちらも見逃せない。T-ZONE.に関しては、パソコン小売からの撤退や不採算店舗の閉鎖など、このところあまりよい話題がなかっただけに、今回のリニューアルオープンはアキバに通う同店のファンにとって久々の朗報となりそうだ。なお、リニューアル作業のため6日(水)、7日(木)の両日は休業(3階のみ通常営業)するとしている。 □T-ZONE.本店リニューアル(http://www.tzone.com/shop/event/renewal.htm) |
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