ベースとなっているのは既に発売されているPandora Plus(Socket 370対応)、POLO T(Socket 370対応)、Paradox(Socket 478対応)の3製品で、基本的な仕様はそれぞれのベースモデルと変わりない。

　各製品とも、本体側面の色が異なるシルバーモデル（MIRAGE S）とブラックモデル(MIRAGE B)の2タイプがラインナップされている。

[撮影協力:ZOA 秋葉原本店とTSUKUMO eX.とT-ZONE. PC DIY SHOP]

　CF-7989やCUBE-24といった同形モデルの搭載マザーボードは、いずれもVIA製チップセットを搭載したShuttle製品だった。

　「200台限定の製品で、カラーバリエーションモデルの発売予定は特にない」（高速電脳）とのこと。

[撮影協力:高速電脳とコムサテライト3号店]

　電源ユニットは特注の2分割タイプで、ファンによる冷却が必要な部分を背面側に、それ以外の部分を前面側（CD-ROMドライブの真下）に集めたもの。

　ドライブベイはHDD用の3.5インチベイ×1と薄型5インチベイ（24倍速CD-ROM設置済み）×1、特殊な薄型3.5インチベイ×1の計3つ。薄型3.5インチベイは「セキュリティシステム用カードリーダーを搭載する目的で用意されたもの」（高速電脳）のため、通常のFDDを取り付けるには背が低すぎるほか、標準添付のベゼルにはカード挿し込み用のスリットが設けられている。

　製品モデルはTualatin非対応のGT168BSとTualatin対応のGT168ESの2製品。2製品の相違点は対応CPUと採用マザーボードで、前者はProSavage PL133チップセット搭載のP6F209を、後者はBステップ版i815EGチップセット搭載のP6F135をそれぞれ採用している。

　オンボードデバイスは両モデルとも共通で、VGA、サウンド機能、LANインターフェイス、IEEE-1394インターフェイスなど。搭載している前面コネクタはUSBと音声入出力、IEEE-1394の3種類。付属品はCPUクーラーなど。

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[撮影協力:高速電脳]

　汎用のAGPスロット×1とPCIスロット×2が利用できることと、前面に2つのPCカードスロット(CardBus対応)とUSB、サウンド、IEEE-1394(4pin/6pin)の各コネクタを備えているのが主な特徴。このほか、光デジタル出力コネクタとLANインターフェイスもオンボード搭載している。

　AGPスロットに関してはGeForce2 MX400ビデオチップを搭載したビデオメモリ64MBのビデオカードが付属しており、「これ以外のビデオカードは、DIMMスロットと物理的に干渉するおそれがあるため、利用できない場合がある」（ぷらっとホーム）という。

　チップセットはi845で、対応メモリはSDR SDRAM。

　CPUの冷却は、2,450rpmの9.2cmファンと専用ヒートシンクを利用した構造で、「動作音はとても静か」（ぷらっとホーム）という。対応クロックに関しては「2GHz以上」とされている。

[撮影協力:ぷらっとホーム]

　オンボードデバイスはVGA、サウンド、LANインターフェイスなどで、FDDや52倍速CD-ROMドライブ、キーボード、マウス、スピーカーなどが付属している。

　DVD-ROMドライブが付属する代わりにキーボードやマウス、スピーカーが別売の上位モデル A150-DSTなどのバリエーションが既に発売されている。

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[撮影協力:コムサテライト3号店]