デスクトップ型PCケースでは珍しい総アルミ製PCケースが発売になった。製品はジョンシステムズの「Ycc-Slim-A1」と「Ycc-Slim-S1」で、サイズは330mm×90mm×396mm。フロントパネルのプラスチック以外は基本的に全てアルミ製で、アルミは「Ycc-Slim-S1」ではヘアライン加工が施され、「Ycc-Slim-A1」ではグレーに塗装されている。microATXフォームファクタのマザーボードをセットすることができ、電源はPentium 4に対応した200W SFX電源を搭載している。ケース内部も標準のPentium 4用CPUクーラーをつけて設置できる余裕があるため、Pentium 4を使った省スペースPCを作るにはかなり魅力的なPCケースということができそう。価格が8,800円~10,799円と安いのも大きな魅力だ(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、拡張スロット4本は全てLowProfile仕様になっている点に要注意。 □Ycc-Slim-S1(http://www.johnsys.co.jp/S1.html) |
先週、パッケージデザインがATI純正品に似ていることで知られるJetway製RADEON 8500搭載ビデオカード「R200」が、発売当初の275MHzよりも動作クロックの低い250MHzモデルで出回り、ちょっとした混乱となったが、今週はなんとATI純正のRADEON 8500LE搭載ビデオカードでも、本来の250MHzとは異なる230MHz版が出回るという事態が起きている(メモリは64MB)。実は同じ仕様のものが2001年12月にも国内正規代理店から発売されたことがあり、こうした例は確認できた限り今度で2度目。販売を行なっているWonderCityとクレバリー1号店によると、今回の製品もATI純正のバルク品として入荷したとのことで(価格は23,480円~25,480円)、基板上には「(C) 2001 ATI TECHNOLOGIES INC」というシルク印刷もある。Jetwayの例も考えると、今後のRADEONシリーズの公式動作クロック仕様がそもそも変わってくることもありえそうだ。RADEONシリーズを搭載したビデオカードを購入する予定があるのなら、今は混在している可能性が高いため、動作クロックはきちんと確認しておいたほうが良いだろう。 □RADEON 8500LE(http://www.ati.com/na/pages/products/pc/radeon8500le/) |
マイクロソフトの家庭用ゲーム機「Xbox」が22日(金)についに発売となった。発売イベントのメインは、ビル・ゲイツ氏も登場した渋谷のQFRONTだったが、アキバでもソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館などの壁に大きなXboxロゴつきの幕が設置されるなど、さながら“Xboxジャック”といった様相となった。当日は早朝7:00からの発売で、LAOX THE COMPUTER GAME館やソフマップ本店(ブロックE2-[b3])では30~40人程度の行列もでき、コスプレコンテストといった独自のイベントも実施された。しかし、特別な盛り上がりを見せたのはそこまでで、その後は日中も含めてかなり静かな展開となり、日本独自の限定モデルもすぐに売り切れることはなく入手は容易だった様子。さほど街中でもXboxの箱を持つ姿は目立っていなかった。家庭用ゲーム機として爆発的に売れるには、まだまだゲームタイトルの充実が必要ということらしい。 □Xbox(http://xbox.jp/) |
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