Socket 603マザーボードの新製品 2002年3月2日号

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 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。


【Socket 603マザーボードの新製品】
メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

Socket 603マザーボード
|SUPERMICRO P4DP6
(Dual CPU,E7500,ATX,VGA(RAGE XL,8MB)
 ,Dual Ultra160 SCSI(AIC-7899W)
 ,Dual 10/100Base-TX LAN(i82550×2)
 ,64bit/133MHz PCI-X2,64bit/100MHz PCI-X1
 ,64bit/66MHz PCI-X3,DDR SDRAM8(2チャネル/PC1600)
109,800ぷらっとホーム5F,売り切れ
109,800BLESS 秋葉原本店近日入荷予定。予価。メモリ検証後に販売
109,800USER'S SIDE本店近日入荷予定
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 Intelが発表したばかりのXeon向け最新チップセット E7500を搭載したSUPERMICRO製マザーボード。

 E7500はHyper-Threadingテクノロジに正式対応していることををうたうチップセット。最大3チャネルのPCI-XバスやDDR SDRAMに対応しているという特徴もある。Hyper-Threadingに関しては既存のi860チップセット搭載マザーボードでも利用できたが、Intel自身はi860チップセット搭載マザーボードではHyper-Threadingを無効にすることを推奨していた。

 チップ構成はメモリコントローラのE7500 MCHが1個と、PCI-XバスコントローラのP64H2が最大3個、I/OコントローラのICH3-Sが1個。ICH3-Sに統合されているデバイスはサウンド機能やUltra ATA/100対応IDE、LAN物理層、USB 1.1など。

 初の搭載製品となるP4DP6は、6本のPCI-Xスロットと8本(2チャネル×4本)のDDR SDRAM DIMMスロットを備えたDual CPU対応製品。オンボードデバイスとしてVGA(RAGE XL,8MB)と2チャネルの10/100Base-TX LAN(i82550)、2チャネルのUltra160 SCSI(AIC-7899W)を搭載している。

 PCI-Xスロットは、スロットによって仕様が微妙に異なっており、上部の3スロットが133MHz/64bit仕様(133MHzでの同時使用は2本まで)、下部の3スロットが66MHz/64bit仕様となっている。また、中央に位置する緑色のスロットは、オンボードSCSIインターフェイスのAIC-7899Wチップに関連したスロットで、このスロットにAdaptecのZCR(Zero Channel RAID)カードを差し込むことでオンボードSCSIを使ったRAID機能が利用できるようになり、逆にそれ以外の拡張カードを差し込むとオンボードSCSIが利用不可となる。最上部のPCI-Xスロットは「VXB」と呼ばれる長尺タイプ。
 マザーボードとしての対応メモリはRegisteredタイプのPC1600(DDR200)で、PC2100対応品をPC1600対応品として利用することもできる(マニュアルにはスピードや容量の異なるDIMMを混在させないようにとの注意書きあり)。

 電源は他のXeon対応マザーボードと同じく専用品が必要で、これまで販売されてきたSUPERMICRO製のXeon対応マザーボート用電源(PWS-0024)が利用できるという。

 なお、BLESS 秋葉原本店では、姉妹モデルのP4DPEについても「3月中旬入荷予定」と説明している。予価は89,800円。

□E7500(Intel)
http://www.intel.com/design/chipsets/e7500/

[撮影協力:ぷらっとホーム]


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