筐体デザインは同社の斜面型ケース「JAZZ」シリーズをベースとしたもので、前面が斜面状になっている。HDD用以外の3つのドライブベイは、斜面状の前面パネルに対して直角になるように、ドライブ類を傾けて設置する構造。このケースは「静粛性・放熱性を十二分に考慮した」（同社）ものだそうで、内部の空気の流れなどを考慮した結果、ケースファンを排気用×1だけに抑えることなどができたという。搭載電源はEnhance製の160Wタイプ。

　マザーボードはこれが初登場となるShuttle FS50。オンボードデバイスとしてTV出力機能付のVGAやサウンド機能(CMI8738)、LAN、IEEE-1394などを搭載している。拡張スロットはPCI×2で、メモリスロットはDDR DIMM×2。フォームファクタはFlexATX。

□FS50(Shuttle)
http://www.spacewalker.com/english/mcs_detail_info.asp?number=175

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

　ファンレス電源を搭載し、ケースファンで電源ユニットを冷却するしくみや、サイドパネルが扉状に開閉できる構造は既存のTerminatorシリーズと同じで、外見上は前面パネルのデザインが変更されているのが主な特徴。チップセットはSiS650で、オンボードデバイスはVGA/サウンド/LANインターフェイスなど。

　専用CPUクーラーとFDDが付属している。

[撮影協力:TWO-TOP秋葉原1号店とコムサテライト3号店]