対応フォームファクタは「FlexATX」とされているが、横幅が狭いため、いわゆる「17cm角マザーボード」のShuttle FV24やFreetech P6F135/P6F209などにのみ対応している。

　デザインは、ほぼ同時に発売されたFREETECH Q-BOX Sとよく似ており、特殊な形状の特注電源を採用している点や、200×200×295mmというサイズもまったく同じ。主な違いは電源容量がQBOX S(150W)よりも小さい130Wである点と、前面/側面のデザイン細部など。電源はPentium 4非対応。

　前面下部にある通風孔状の模様は、デザインの一部としてあるだけで、実際には穴があいていないので要注意。

　前面コネクタはUSBとサウンド入出力で、いずれもヘッダピン接続タイプ。

[撮影協力:高速電脳]

　主な違いは電源容量と細部のデザイン。電源は20W増えた150W(ピーク時230W)となっており、デザインに関してはドライブベイの目隠し板に鋲のような飾りがとりつけられている点、サイドパネルなどがアルミ素材そのままではなく銀色に塗装されている点、「Q-Box」のロゴが前面についている点、前面下部にあった通風孔状の模様の模様がなくなっている点などが異なっている。

　サイズ的にはいわゆる「17cm角マザーボード」に対応しているが、電源ユニットの調整が同社 P6F135/P6F209用となっているため、これら2種類のマザーボード以外は動作保証外。

　前面コネクタはUSBとサウンド入出力で、いずれもヘッダピン接続タイプ。

　このケースを利用したPC自作キット Q-BOX S ES/BSも同時発売されている。

[撮影協力:高速電脳]

　「メンテナンスが驚くほどやりやすい」（コムサテライト2号店）のが特徴で、取り外しやすさを考慮した前面パネルやドライブベイを備えている。前面パネルの下部は2つの8cmファンを取り付け可能で、取り外し可能な大型フィルターも搭載している。ドライブベイはレール併用型で、一部3.5インチベイはショック吸収用のゴム製ワッシャが取り付けられたもの。電源はPentium 4対応のHEC製350Wタイプ。

　用意されている前面コネクタはUSB(ヘッダピンタイプ)、サウンド入出力(ヘッダピンタイプ)、IEEE-1394(背面コネクタ引き回し式)の3種類。

　カラーはアイボリー(IV)と黒(BK)の2種類がある。

[撮影協力:コムサテライト3号店とコムサテライト2号店]

　搭載している前面コネクタはUSB、音声入出力、IEEE-1394、ゲームポートの4種類。いずれも背面コネクタから引き回すタイプだが、USBコネクタに関してはマザーボード上のヘッダピンに接続して利用できるようにもなっている。

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【2001年12月15日】CM-6885(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011215/ni_i_cs.html#cm6885

[撮影協力:高速電脳]