Socket 478マザーボードの新製品 2002年5月4日号

※このページにおける価格などは、Watch編集部が各ショップ店頭での表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。


【Socket 478マザーボードの新製品】
メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

Socket 478マザーボード
|MSI 845E Max2-BLR
(i845E,ATX,5.1ch Sound(アナログ/デジタル出力)
 ,LAN,Ultra ATA/133対応IDE-RAID(PDC20276)
 ,AGP1,PCI5,PCI/CNR1,DDR DIMM3
 ,Bluetoothアダプタ付き(初回限定)
25,980パソコン工房秋葉原店限定1個
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 Intelの未発表チップセット i845Eを搭載したMSI製マザーボード。i845Eチップセット搭載マザーボードが販売されるのはこれが初めて。

 i845Eは、開発者向けイベントなどで「i845チップセットをFSB 533MHzに対応させ、サウスブリッジをUSB 2.0対応のICH4に変更した」などと事前告知されているチップセット。公式発表前のため最終的な仕様に関しては不明だが、マニュアルにはFSB 533MHzに対応していることや、USB 2.0で利用される「EHCI」規格のUSBコントローラを搭載していること、サウスブリッジチップがICH4であることなどが書かれている。対応メモリはPC2100/PC1600対応のDDR DIMMで、IDEインターフェイスはUltra ATA/100対応。

 845E Max2-BLRは、このi845Eチップセットの基本機能に加えて「初回限定でBluetoothアダプタセットが同梱されている」「Ultra ATA/133対応IDE-RAIDコントローラを搭載している」といった特徴がある。Bluetoothアダプタセットは特にユニークで、これは、マザーボードに直結して利用するカードタイプのBluetoothアダプタ(外付けアンテナ付き)と、他のPCに接続して利用するスティックタイプのUSB接続Bluetoothアダプタがセットになったもの。それぞれ個別のBluetoothアダプタとして利用できるほか、両アダプタ間でのファイル転送なども可能。なお、カードタイプのBluetoothアダプタは、内部的にはUSBで接続されており、これを利用すると付属ブラケットによる追加USBポートが1つ利用不可になる。

 搭載しているマニア向け機能はFSB設定機能(100~200MHz/1MHz単位)とコア電圧設定機能、DDR/AGP電圧設定機能など。

 i845Eチップセットを搭載したマザーボードとしてはGIGABYTE GA-8IEXPが「2日(木)発売」と告知されていたが、直前になって「20日(月)発売」に延期されている。

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[撮影協力:パソコン工房秋葉原店]

|EPoX EP-4BEA
(i845E,ATX,Sound,AGP1,PCI6
 ,DDR DIMM3)
17,800PC-Success売り切れ
|EPoX EP-4G4A
(i845G,ATX,VGA,Sound,AGP1,PCI5,PCI/CNR1
 ,DDR DIMM3)
18,500PC-Success売り切れ
|EPoX EP-4G4A+
(i845G,ATX,VGA,Sound,LAN
 ,Ultra ATA/133対応IDE-RAID,AGP1,PCI5
 ,PCI/CNR1,DDR DIMM3)
20,800PC-Success
写真写真

 Intelの未発表チップセット i845E/i845Gを搭載したEPoX製マザーボード。これらのチップセットを搭載したマザーボードが販売されるのはこれが初めて。
 発売された製品はi845Eチップセットを搭載したEP-4BEAとi845Gチップセットを搭載したEP-4G4A、EP-4G4AにUltra ATA/133対応IDE-RAID機能を搭載したEP-4G4A+の3製品。

 i845E/Gチップセットは「FSB 533MHzやUSB 2.0に対応した」と事前告知されているチップセット。i845GにはVGAコアが内蔵されているという特徴もある。
 このVGAコアに関しては、「i815チップセットが内蔵していたものよりも強化されている」といわれており、具体的には「i815の4~6倍に高速化」「最大解像度が1,280×1,024ドットから2,048×1,536ドットに拡張」「バンプマッピングなどのサポート」などが噂されている。VGAコア内蔵のPentium 4向けチップセットはSiS 650、VIA ProSavageDDR P4M266に続いて3種類目。

 搭載マザーボードであるEP-4BEA/4G4A/4G4A+は、他のEPoX製品と同じくマニア向け設定機能が豊富なことが特徴で、FSB設定機能(1MHz単位)やメモリクロック設定機能(FSBと同クロックまたはFSBの3/4など)、AGP/PCIクロック設定機能、コア電圧、AGP電圧、メモリ電圧調整機能などを備えている。

 i845Eチップセットを搭載したマザーボードとしてはGIGABYTE GA-8IEXPが「2日(木)発売」と告知されていたが、直前になって「20日(月)発売」に延期されている。

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[撮影協力:PC-Success]


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